モンはワタシとハハの布団の間でよく寝ているが、完全にハハの布団で寝ていることもある。
トイレに行くとき、湯たんぽのお湯を替えるために階下にいくとき、ハハは「モンちゃん、ちょっとどいて」と布団の下から腕を持ち上げなから言う。
最初は何回言っても言うことを聞かなかったが、段々少ない回数でどいてくれるようになった。
今日は「モンちゃん、オバチャンが一回『重い』て言うたらどいてくれたん?ありがとう」というハハの声が聞こえてきた。
認知症の人って、聞かれたことには答えても、自発的に会話を発することは少ないように思う。
だから、やっぱりワタシは「モンが来て、モンとコミュニケーションをとろうとして、ハハの脳は活性化した」んだろうと思う。
こういうことをいうとクーちゃんが拗ねてしまいそうだが、言葉にしなくても「阿吽の呼吸」でいろんなことがなんとなく分かってしまうクーちゃんでは決してできないことだと思う。
まぁまぁ、いろいろ大変ではありますが、ワタシはモンを見ていると、なんとなく「向上心」という言葉が浮かんできて(笑)、だからモンのことが好きなのだ。
がんばれ、モンちゃん。
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