因果な商売についてしまったおかげで、年末年始が一年で一番忙しい。
クリスマスも大晦日も正月も、あとから思い起こすとまるで夢の中のよう。
今眠りから覚めて。
「なんだ、夢か」
映画でよくある夢落ちみたいな。
でも、ふと思ったのです。
人生そのものが、そういったものなんじゃないかと。
ある日ふと、一心不乱に生きてきた自分の生涯を振り返って、なんだ、夢か、なんて。
長い人生も、短い人生も。
幸福な人生も、不幸な人生も。
悲惨な境遇も、不慮の事故も、逃れられない病も。
そう考えると少し気が楽になる。
誰もが平等に命を与えられているのだ、やっぱり。
平等に与えられた夢の中を生きている。
今自分は夢の中にいて、映画の主人公を演じている。
夢だと割り切れば、もう少し思い切りよく飛ぶことができるかな。
元旦は、何故か、人生について考えることが多いです。
あけましておめでとうございます。
ことしもよろしく。
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