あけましておめでとうございます、ヤマトの諸君。って、外したなー。頭の中ではもうちょっとおもしろかったのに、書いてみるとどうしようもないですな。ま、スベリ初めってことで、今年もよろしくお願いします。
せっかくお正月なので初詣に行こうと思ったのですが、川崎大師には近づくのも億劫なので、代わりに川崎競馬場へ行きました。ここは今日からもうレースが開催されています。
競馬場へ初詣に来た以上は馬券を買うのが礼儀のような気はします。実際、神社やお寺で屁みたいなおみくじを買ったりするよりはよほど気が利いているといえるでしょう。
しかし、はっきり決めたわけではないのですが、馬券・車券・舟券の類には手を出さないでやってきているわけです。このあいまいな自分ルールと、場の流れというか雰囲気みたいなものの折り合いをどうつけるか。
で、思い出したのですけど、上記のルールには例外が一つだけあって、花月園競輪場が閉鎖される日の最後のレースだけは記念に車券を買ってまだ持っています。思い入れもなにもなかったくせに。
というわけで、競馬場が閉鎖されることになったら、その時は買うことにして、今日は眺めるだけにしました。若い人はもう来なくなっているみたいだし、そういう日もそんなに先ではないかもしれません。
パドックへ行って勝ちそうな馬を予想し、その順位で今年の運勢を占うことにします。って、でも、馬なんかいくら見たってどれも一緒で区別なんかつきません。
参ったな、こりゃと思いながら見ていたのですけど、かろうじて他とちょっと違いそうだなと思ったのは第2レース2番のコンジキノボス。レース前は興奮するのか、パドックでもたいていの馬は足掻いたり息遣いの激しくなるのですけど、この馬だけは泰然としているのか、はたまたやる気がないだけなのか、淡々とした足取りでぐるぐる回っていました。
あと、最後の最後で姿がいいなと思ったのが5番のワットポーでして、どっちにしたもんかいと少し悩んだ挙句、なんとなくワットポーにしました。
で、いざレースが始まると、まずワットポーは3番目につけ、コンジキノボスはかなり差をつけられて最後をてけてけと走っていきます。どうも、やる気がなかったみたいです。
と思いきや、ワットポーはそのままずるずると順位を下げる一方、コンジキノボスはそこからまくって3着にすべりこんでいました。ワットポーは結局、6着。10頭によるレースだったので、大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶でいえば、吉か末吉でしょうかね。今年もあまりぱっとしなさそうですな。もっとも、1着だったからどうなんだっていう、その方が虚しいような気もするので、まずまず無難な落としどころといえましょう。
あと、お正月ということでお雑煮なんかも売っていましたが、なんとなく揚げ餅だけ買って食べました。
レースとレースの間、トラックではいつも女性が馬をゆったり歩かせているのですが、今日は年始仕様ということなのか、普段の乗馬服ではなくて袴姿でした。
混みすぎず、そこそこ賑やかだし、お正月の競馬場は悪くないです。
帰りは川崎大師の近くを歩きましたが、思っていたより、ずっと人は少なかったです。まだ横浜にいたころ、知り合いに誘われてもう松の内もすぎたからと思って出かけたら、すごい行列でいまだにトラウマなんですけど、長くもないしびっしり固まってもいません。ゆるゆる歩いて、ふつうにお参りできているみたいでした。
1日は逆に混まないんですかねえ。まあ、いいことですが。
とはいっても、やっぱりいたのが、エホバの証人。一昨年ぐらいから聴かずにすんでいたので、いないんだと思いこんでいたら、こっちの方に来てたんですなあ。相変わらず拡声器では、「キリストは〜」ってやってました。
初詣って別に宗教行事ではなくて、ただの娯楽なんだから、そういう頓珍漢なところが、おまえらダメなんだよと思うけれども、面と向かって口にする勇気はありません。
今年もそんな感じで明けましたね。
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