お茶の楽しさ
母の事が落ち着いたので 久々に鎌倉に住む、夫の姉に連絡を入れてみた。姉は三人の弟を持つ、さっぱりした気性の「 薩摩おごじょ」で、末っ子が 夫だ。
姉 「大ちゃん(次兄の名前) が 電話してきてねえ、鹿児島に私が両親の為に建てた家を自分の名義にしてくれと言うのよ。そしたら 俺の息子に500万のローンを組ませて改築する。 息子達に田舎を作ってやりたいんだよ と、こう言う話をしてきてねえ。 私が、東京で育った子が鹿児島を懐かしくは思わないんじゃない? と反対したら 「姉さんも最後は金か!!」 と怒ってしまって それきり連絡がないのよ。」
姉と次兄は4人の中でも仲が良くて、上京した後、一緒に暮らした時期もあった。
それだけに 連絡が途絶えた事が辛いらしい。
この話を夫にしたら、、、
夫 「兄さんは やっぱり鹿児島に帰りたいんだなあ」 としみじみ、、、
アホウ
この問題はそこじゃないでしょう!!
大問題が はっきり見えているじゃないの!!
昨日、社長の松っちゃんと お茶をした。私が、家の名義変更の話をした途端、
松本 「売る気だな」
そうでしょ!! なんで姉や夫が そこに気づかないのか不思議だわ。
つまり、次兄はお金に困っていて 姉が建てた家を売っぱらい、実際にはやる気の無い改築なんてヨタ話で息子からも お金を巻き上げようとしてるのよ。
次兄の息子は東大を出て就職する時、 丸紅への就職か 独身寮のあるランクが下の企業か の二つの選択があった。 あの子が独身寮のある企業を選んだ時、あぁ、やっぱり と思ったもの。
あの子が大学生だった時、兄は奨学金制度で借りまくり、その返済の保証人を弟である夫に頼んできた。息子は 700万の借金を背負って就職したけど 先ごろ 結婚したらしいし、ちょっと安心。
姉 「あの700万はねえ、向こうのお爺ちゃんが そんな借金を背負って社会に出るのは可哀想だからって 全額 払ってくれたんだって」
うちに保証人を頼んできた時も そういってましたけどね。私は信じなかったですよ。 なんで そんな裏付けの無い話を素直に信じるんだろ?
やっぱり 女中がたくさんいて地主で お嬢さん(姉の事だ) お坊ちゃん(夫の事だ) で育った人間と 貧乏な水飲み百姓の娘(私の事だ) とは違う。
意見が合うのは 民間で苦労して 会社を続けてきた松ちゃん。
「売る気だな」 の一言は、さすが。
卒業後、奨学金が返せない話は その後テレビでも何回か話題になった。付け入る親もいるし、奨学金に利息まで付けるってどうなの?
と、特別奨学金で高校の授業料を払った私は思う。あれは返さなくていい制度で有り難かった。
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