今日は夕方まで平和だったのに、ハハがデイサービスから帰ってきてからなんかややこしくなった。
ひさびさに穏やかだったクーちゃんがまた怖い顔をして吠え出したのだ。
なんだなんだなんだ?
どしたどしたどした?
ワタシに怒っているのではなさそう。
んじゃ、モンがなにかやらかしてるんだ。
「クーちゃん、もしかしてモンがお布団の上からオバチャンの足の上に乗ってるのを怒ってるの?」
不思議なことにこんな風に尋ねてそれが当たっているとクーちゃんは吠えるのを止める。
ビックリするくらいピタッと止まる。
原因がわかったら、モンをハハの上から追い払って、「オバチャンの上に乗ったらダメ!」と叱る。
今日からのワタシはちょっと違う(笑)。
モンもそれは薄々感じてはいるみたいだったので、声が高くならないように気をつけて低い声で真面目な話をした。
その後モンはいつもとは違って、ワタシの後をカルガモみたいについて歩くことはしなかった。
いつもとは違うベットに丸くなって、拗ねてるような考えてるような。
クーちゃんに「また教えてな」と言ってポンポンと肩をたたくと「しょうがないなぁ」というように「フーッ」とため息をつかれた。
「年をとってから苦労をかけるねぇ、ゴメンね」と言っておいた。
ぶっちゃけた話、クーちゃんが認めればそれでOKなのだ。
我が家はそのくらいの緩さで成り立っていればいいとワタシは思っている。
効果があったのか偶然か、その後はクーちゃんのギャン鳴きもなく、比較的穏やかに過ぎた。
モンには「いー子」だったところを誉めてやり、「そんな簡単なことやで! 一個づつ増やしていこうなー。ほんでずっと大阪にいてよなー。」ってなことをいっていた。
モンの中にある「狡」とか「小賢しい」要素は自然のなかで生きていくためには欠かせない要素だと思う。なかったら速攻で死んでしまうもの。
そして、ワタシは一見そういう要素を全く持ってなさそうに見えるクーちゃんの中にも文字ははるかに小さいけど、それらの要素があることを知ってる。
だから、大丈夫だと思うんだけどなー(笑)。
クーちゃんと同じ感じにはならないけど、違ったタイプの頼もしい犬になる種は持ってると思う。
あとはワタシ次第、ってか。
とほほほほー
クーちゃんに手伝ってもらいながら頑張ろー。
・・・なんか、完全にクーちゃんがワタシの先生やなぁ。
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