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再び黒石駅方面に進路を戻して、
田んぼアート駅で降りました。2013年に開業した、弘南鉄道では最も新しい駅です。
駅舎が無いホームだけの簡素な造りで、駅舎が好きな私はあまり立ち寄らない種類の駅です。しかし・・・ここに列車が停車するのは4月から11月の日中だけで、それ以外は全て通過してしまうという、ちょっと珍しい駅なのですよ!いわゆる臨時駅の一種ですが、やはりオタクはこういう「限定」的な要素に引き寄せられてしまうものではないかとw
駅名に「田んぼ」が入っている通り、駅の周りには広大な田園地帯が広がっています。まあここだけに限らず、弘南線の沿線風景はどこも大体こんな感じですけどね。
岩木山は、この日も山頂に雲がかかってしまいました・・・残念。
左側に建っている塔から、田んぼに色が違う稲を植えて絵や文字を表現する「田んぼアート」が見られるのですが、今年はもう刈り取りが終わっているという事でした。ちなみに田んぼアートの発祥の地は、この田舎館村なのだそうです。
ホームから黒石駅方面を眺めると、先ほど訪れた田舎館駅が見えます。400メートルくらいしか離れていないので、乗り込んだ列車はあまり速度を上げずに、それでもあっという間に着いてしまいました。
そして、
終点の黒石駅に到着です。
線路がたくさん分かれていて、とても広い構内ですね。
おお、約20年も前に廃止された黒石線の名前が、検車庫の壁にまだ残っているではありませんか!
ここの売店も弘前東高前駅のものと同様に、シャッターや看板がまるで掲示板みたいになっているので、もうずっと使われていないのでしょう・・・
駅を出て、
黒石の町をちょっと歩き回ってみましょう。
町の中に残されている古そうな建物などを巡りながら、
「中町こみせ通り」と呼ばれている辺りまで来ました。
「こみせ」というのは、この様に長く連なって道にかけられた木造の屋根の事で、
江戸時代から続いてきたものだそうです。
おや、こんなところにレールが使われていました。弘南鉄道に由来するものだったりするのでしょうか?
昼食はこちらで、近年ちょっと話題になっている黒石のB級グルメ「つゆ焼きそば」を食べます。
その名前の通り、まさにつゆに入った焼きそばですよ!太くて平べったい麺がモチモチしていて、ソース味なのにさっぱりとしていて美味しかった〜♪
来た時とは違う道を通って黒石駅に帰ったのですが、
その途中で見た近現代に作られたと思われる建物にも、「こみせ」の様なアーケード状の屋根がついている事が多いのが特徴的ですね。
さあ、弘前駅方面に戻りましょう。
次は、
弘南線の中間あたりにある平賀駅で降りました。
2面2線の構造をしていますが、画像では車両がいる方のホームは、10年前に脱線事故が起こってから使われなくなっているとの事です。
ホームの端からは車両基地が見えて、ED33やラッセル車などの姿もありました。
農協の倉庫などに横付けできる貨物側線もありますが、弘南鉄道が貨物の取り扱いを廃止してしまった現在では、これらの設備が使われる機会は無いので非常にもったいないと思えてしまいますねえ・・・
その農協の建物にしか見えませんが、
これは平賀駅の駅舎でもあるのですw
という訳で、
弘前駅に戻ってきました。弘南線の列車は様々なヘッドマークをつけていたので、
本日に出会えたものを並べておきますね♪弘南鉄道の旅も、これにて終了です!
宿でまたアップルパイを食べて、
暗くなるまで休んでから、
またちょっと出かけます。
弘前公園で行われている、
紅葉のライトアップを軽く見物してきました。その帰り道に、
またアップルパイを買ってしまいましたよw
つづく・・・
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