mixiユーザー(id:19007051)

2017年12月08日17:43

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大雪や FOMC 控えたり

12月の第二週の日経平均は週前半は下げ、週後半は上げました 600円の上げは目覚ましいですが週足で見ると、寄り付きと大引けは変わらず、T字型の長髭となっています 空売り比率が40%を突破し、これは年に数回ありこれが底値になっています 日足で見ると5日、25日移動平均線割れが二日続きこれが上方抵抗線になりました ですが金曜は5日・25日移動平均線を突破したうえでの展開となっています 金曜は米雇用統計があり市場予想では非農業者雇用者数は20万人増、失業率は4.1%、賃金は+2.7%です とは言うものの、先行するADP雇用統計などに鑑みても市場予想を大きく裏切ることはないとみられています その意味では更なるリスクオンが期待されるところです 少なくとも13日のFOMCでの記者会見、日本時間では14日4時半になります 東証は15日にその結果を迎えます 政策金利+0.25%引上げで問題はFOMCメンバーは所謂タカ派が増加しており来年の金利引き上げは3回か4回かが焦点になります 本日は米暫定連邦予算の期限でしたが二週間延長です 連邦予算の上下院合意は年内になるかどうかは何とも言えませんが僅差の上院主導で成立するものとみられています 来年は1月にもインフラ投資案が上程されます トランプのエルサレム首都承認は正に火薬庫に油を注ぐもので欧州・中東諸国は遍く反対しています リスクの発生度合いは北朝鮮の比ではありませんが少なくともまだ市場はリスクを見込んでいません クシュナーが賛成し、ティラーソン、マティス、ケリーらが反対しています イスラエルの存続を図るのであれば却って避けるべき案件だったとすら見られています 国内ユダヤ勢力やネオコンを念頭に置いています FOMCまでは大型株主導の相場ですが以降は小型株・国内勢主導の相場に取引は細って行きます その意味でボラティリティが高まる事態にもなり得ますが、日経平均は22000−23000円の大きな幅でのレンジ相場が続きます 今年の最高値は11.9で22382円、今日の終値は22811円でした 上昇余地はそう大きくは見込めないです 先進諸国は概ねデフレで低成長です アメリカですらGDP+3%、ユーロ圏は速報値で年率+2.6%です ただ個人消費はいずれも足を引っ張っています 日本の株式配当性向は3割台に集中しています 凡そ日本企業は余剰資金を何に用いるのか、設備投資、M&A,に対しても消極的で現預金・短期有価証券ばかりため込んでいます 政府が賃上げや国内設備投資に対してのみ目的減税で誘導する理由もそこにあります 個人投資家の株式購入はアメリカでは急増し青天井の相場になっていますが日本では望めません 天井も底もある相場ということが如実に現れています 日銀はETFで依然買い支えています GPIFですら全資金の9%は待機資金として現金保有しています インフレはない以上、現金価値の下落は分かり難いです 資産運用はリバランスが基本で高騰資産は手仕舞い割安資産に振り向けます CPI2%の目標は欧米日と難題になっています ただイギリスはスタグフレーションに陥っています 新興諸国のインフレは人口増、経済発展の中で恒常的です トルコは通貨下落とインフレで実質金利が低下し、金利引き上げが14日の中央銀行政策会合の課題になります 14日にはECB理事会とイングランド銀行政策会合の発表があります ECBは出口戦略を来年に持ち込む旨を表明すれば上等でしょう 16日には日銀短観があります この朝だけでも仮想通貨ビットコインは1.3万ドルから1.6万ドル、1,5万ドルに戻しました 狭い市場へと投機資金の大量流入です 先物市場開設が相次いで予定されています ただ決済機能は先進国では殆ど使われていません 発展途上国への格安の送金手段として持て囃された時代とは別の次元にあります 唯でさえ、法定通貨の電子化は進んでいます電子決済の日常化する中、 高額紙幣の意味はどこまであるのかです …鹿児島でも初雪の便りを聴くまでになりました 寒気は季節を先取りして進んでいます 皆様に於かれましてはどうかお元気で
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