電源や音声のケーブルと同様、リード線も能力の絶対値の大小はありますが、無視できないのがカートリッジとの相性だと思います。
大半のカートリッジにKS-Remastaのリード線を使ってうまくいっていますが、これだという組み合わせが見つけられないケースもあるのは事実です。
結果がよければ、一般のメーカー製品も使います。
メーカー品で、近年侮れないと評価しているのがZYXのものです。
http://www.zyx-audio.com/jp/products_accessories_leadwire.html
市販のものに共通して、厚みやエネルギー量がいくぶん控えめですが、モスビンさんのリード線を聴き慣れてしまうと仕方のないところです。
ZYXのは6N-OFCで、他で多くみられる高域上昇が少なく、高域ダウンもなく、スッキリとクリーン。
情報量もしっかりしているし、カートリッジの音調をねじ曲げることがありません。
もっぱらR100 YATRA�兇�AC-5で使い、カートの持ち味がかなりストレートに出ていました。
導入したULTIMATE OMEGAでも厚み、ゆとり十分で当面交換の必要はなさそうです。
あらためて「なかなか使える」と思いました。
R100 YATRA�兇忙箸辰討い燭發里蓮∪萋�モスビンさんのPC-TripleCのものに交換したところです。
そこで余った一組を何かで活かせないか、というのを今回考えてみたいと思います。
（つづく）
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