AT33PTG、快調そのものである。音には慣れてきたが、特段耳に付くようなところはない。しかし20年前の、4万円のカートにありふれたAT6101のリード線でこの音が出ると、ますます高額機種の多く、あるいは自分が今までやってきたことは何なんだ?ということにな
新しいカートを使い始めると、最初は印象がいい。聴きこんでくると長所に慣れてきて新鮮さが薄れ、欠点にも気付く。ジャンルや年代の得手不得手など、どうしてもあるものだ。使い込んでくると評価が厳しくなってくる原因だ。そこでリード線の交換で自分なりの
昨年秋に入手していて未使用のカートリッジが二つ。DL-303とAT33PTG。今年は何も購入していないが、狙いは変わらずAT-ART9とZYXのULTIMATE 100。未聴をそのままにして次へ行くのは、さすがにソフトだけ(苦笑)にせねばと少し反省。ということで2機をようやく
南国土佐もようやく涼しくなって、窓を閉めて過ごすようになった。エアコン暖房を使うのはもう少し先の、今が一番オーディオにいい季節かも。昨年末にヤマハCD-S3000に替えて以来、CDにこれといった不満はない。聴き比べて選べたのが大きい。むしろそのせいで
そもそも、それほど熱心にジャズを聴くわけでもない私が、なぜベイシーに関心を持ったか。菅原氏の本の一節「ウィーン・フィルが美しく鳴らないようでは、カウント・ベイシー・オーケストラも本当の音では鳴らない、とさえ思っている」がずっと頭にあるのだ。
トム・ぺティが亡くなった。66歳だそうだ。もうそんな歳か、とも思うが、やはりまだ若い。つい先日までデビュー40周年ツアーをしていたという。自分が大学生のころから聴いてきたから、もう30年以上にはなる。英米の大物ミュージシャンも高齢化が進んで活動の