モンがやって来てから、ハハの状態はすこぶるつきでよいと思う。
よく笑うようになったし、犬の世話に関してはなんとなく「しなくちゃいけないこと」を把握してる。
モンにじゃれかかられて「やめて〜」とか「こらっ!」という声も力強い。
だからといって、認知症が改善に向かっているかというと、もちろんそんなことはなくて、季節や時間は全然怪しいし、同じことを何回も聞いたり言ったりするのはお約束。
寒暖や痛みの感覚が鈍ってるから、着るものはこっちでコーディネートしないといけないし、たまにはコーディネートしたものの着る順番も確認しないといけない。
この間、ケアマネさんがきてくれたんだけど、来年にはまた認定調査がある。
その前に、ワタシは新しい心療内科医を探して、ハハの状態を理解させなければならない。
どちらも「認知症の患者をかかえて家族はどんなに困っているか」ということをプレゼンテーションしないといけないのだが、それがけっこう難しい。
たとえば、なんかしでかしたときに「なにやってんのよー!」って毎回怒っていたら、困っていることをあげていくのは簡単だけど、「ありゃ、そんなことになったん?」ですましてたら・・・覚えてないのだ、そんなこと。
「そんなこと」だから困ってないというわけではないんだけど。でも忘れてる(そして繰り返さないように対策をねるのでくりかえさない・笑)。
だから「困っていることをあげなさい」といわれると、もう過ぎて今は困ってないことを、ほじくりかえしていかないといけない。
無理矢理悪口探すみたいで気の重い作業。
でも、まげれもなくハハは認知症なのである(それが一番困ってることだったりする・笑)。
難しいなぁ。。。
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