昇段審査の結果

今回は四、五段審査。
四段２名、五段１名。
大学の後輩と同地区の仲間が
それぞれ五段。

五段の結果は見ずに帰ってきた。
四段は残念ながら×。

女性の方は、しっかり指導し
ほぼ予想通りの出来映え。
あれで不合格なのは
私の責任。

見通しが甘かった。

攻めがあり、打つべき時に
仕掛けた。
これは、できていた。

しかし、打突が弱く
打突部位を捉えきれていない。
まあ、不合格の理由はたぶんそこ。

女性相手なら、
まあ、なんとかなるでしょ

この甘さが命取り。
それほど、うまく行かないのが
昇段審査。

なかなか奥が深い。

もう一人の方は
最近は掛かってこない。
来たときに、
打ち抜けないと技として
成立しない。残心を見せなければ
そもそも形にならない。

打ち過ぎたら
だめだが、初太刀も決めてないのに
見てわかる待ち剣道では
そもそも、受審以前の稽古姿勢が
問われてくる。

四段取得して
初めてスタートライン。
初級の扱い。
三段は言わすもがななんだ
けれどもね。

どうやって伝えていくべきかな？
周りにおだてられて
有頂天になっている場合でないのに。

五段は四段の報告を受けていたら
意外と順番早くて２本目しか
見れなかった。

少し打ち過ぎの感はあったが、
攻めと打突は悪くなかった。
ただ、振りかぶりが大きすぎて
首が前に出て、前のめりになるのは
少しひっかかるが
まあ、個性の範囲でしょう。

あえて、言うなら相手の動きを
見てから打ち出すと
もっと見た目がいいような
気がした。

フェイントもなく
前回よりずっとよかったと思う。