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2017年11月18日10:53

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「くせ」江戸小話

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あるところに、何かというと鼻鼻クラクラ人差し指をこするくせの男と、頭を手(パー)むかっ(怒り)むかっ(怒り)ポンポンたたくくせを持つ男がいました。


ある日、この二人が相談して、


ウッシッシウッシッシ「今日から、くせをやめよう」と、決めて、それから色々おしゃべりをはじめました。


二人とも、つい手手(パー)が鼻鼻いくのをとめたり、頭にいく手をおさえたりしていると、一人の男が、


スマイル「なんと、この頃、弓矢射手座をひきに行ったかい?」と、聞きました。


すると、もう一人の男が、


ウッシッシ「うん、行った行った。こうしてぎゅうーっと、つるをしぼって」と、言って、弓のつるをしぼるふりをして鼻鼻クラクラ人差し指をこすりました。


もう一人の男がこれを見て、ポンポンとウッシッシむかっ(怒り)むかっ(怒り)手(パー)頭をたたき、


ウッシッシ「それっ、その矢射手座がマトに当たれば命中、『ポン』手(パー)むかっ(怒り)このような音が出るだろうるんるん




なかなか、くせというものは治りませんねウッシッシ




ちゃんちゃん






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