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2017年11月15日13:37

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フルート・三刀流の松沢さん


「ススキーノと共に」のゲストは、札幌フルート協会の事務局長をしているフルート奏者の松沢幸司さんでした。

1953年札幌市生まれ  64歳。

幼稚園の頃からヤマハオルガン教室に通い、中学時代はピアノ&ギター少年。

札幌東高校に入学して、中学の先輩が学校祭でフルートを吹くのを聴いて<女性にもてる先輩だったので>という不純な動機で、フルートを始めて、パルコのフルート教室に通い生涯の恩師・小松昭五先生と出会いました。<11月1日90歳で逝去>

NHKテレビでǸ響で大活躍していた宮本明恭先生に憧れ、国立音大で教えていると聞き、手紙を書いたり、講習会も受講して受験しましたが、不合格。

国立音大の二部に合格して3年の時に一部に転部し、宮本先生に厳しく鍛えられました。

最初の頃は先生とクラスメートが注視している中でフルートを吹くと、ブルブル震えるほど緊張したといいいます。

卒業して帰札し、「フルート教室、コンサート、フルート協会事務局」の三刀流人生の始まり。

まず、ヤマハ札幌センターのフルート講師<10年前はからオカリナ講師も>となり、現在まで40年も続けており、自宅の「松沢クラス」も含めて、高校生から80代まで長く続ける人も多く、教え子たちの発表会は毎年行われています。

コンサートでは1977年の札幌新人音楽会に出演し、「モーツアルトのト長調協奏曲」を演奏して以来、数々のコンサートに出演してきました。

1996年芸術の森で皇太子殿下ご夫妻の前で御前演奏に恵まれました。

シューベルトの「フルート、ビオラ、チェロ、ギターのための四重奏曲」を演奏。終了後、雅子妃殿下に「普段はどんな曲を練習しているのですか?」と小声で話しかけられたので、松沢さんもについ小声で「バッハやモーツアルトを練習しています」と答えました。

また、クラシック以外のシャンソンやフラメンコなどポピュラー音楽のライブ・コンサートで共演することも多く、フラメンコ独特のリズムとコードだけの楽譜でアドリブ演奏をマスターするのに練習を重ねました。

札幌フルート協会の事務局長は1988年第1回のフルートフェスティバルを開催して以来、運営を担当し、毎年、市民会館やキタラ大ホールで内外の一流ゲストを招いてフルートフェスティバルやコンサートを開催してきました。

来年30周年を迎える札幌フルート協会の「札幌フルートフェスティバル」には世界の30以上のオーケストラと共演している札幌出身の世界的フルーティスト・工藤重典さんや、世界のハープ界の逸材と言われる吉野直子さんをゲストに迎えて記念コンサートが開かれます。<6月3日・キタラ大ホール>

この日のナマ放送では「札幌フルートフェスティバル」での100人編成のフルートオーケストラの演奏で「スメタナ」の名曲「モルダウ(わが祖国)」を聴かせてくれました。

演奏で使われた楽器のなかで、フルートより20センチも長く、低い音域の「アルト・フルート」や札幌に2台しかない巨大な超低音楽器「コントラバス・フルート」をナマ演奏してくれ、番組のエンディングではオカリナのナマ演奏で「見上げてごらん夜の星を」を吹いてくれました。

1人のゲストが3種類の楽器のナマ演奏は初めて。

「フルートのためならどんなことでもやります」という松沢さんのフルートへの情熱と「近くてもトークのコンサート」などオヤジギャグ連発のコンサートを聴いてみたいと思いました。

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