椎名林檎の新譜と新しいツアーの情報が出てとてもうれしい。
なにせ来年は林檎さんのデビュー20周年。なにもないわけがない。
新譜は以前にも出した他人への提供曲のセルフカヴァー集で、
今回は石川さゆり、栗山千明、松たか子、林原めぐみなどに書いた曲だが、
今回も野田地図の芝居「egg」に提供した曲が入っている。
前回のセルフカヴァー集に入っていた「egg」のなかの「望遠鏡の中の景色」はインストであったが、リオ五輪の閉会式にもすっごく効果的に使われていた。
今回は深津絵里が劇中で歌っていた「heavy metalic girl」。野田さんの歌詞も合間ってすっごく楽しみである。
そして2年ぶりのツアー。すでに水面下では受付は始まっており競争率の高さから祈るような気分である。
できれば東京駅に近い東京国際フォーラムがものすごく当たって欲しい。
だってそこで「丸の内サディスティック」が聴かれればサイコーじゃないですか?
10/4は渋谷へ。
いつものハチ公口でなく裏手のセルリアンタワーの方なので不慣れでちょっと迷い開演ギリギリとなってしまった。
桃月庵白酒 神無月二夜志ん生蔵出し
〜古今亭志ん生 珍しやかと十八番 相勤め候〜 @ 渋谷区立文化総合センター大和田・文化伝承ホール
最近落語家生活25周年を迎えた白酒さんが大師匠(正確には師匠(雲助)の師匠(馬生)の師匠)の名人志ん生の得意ネタをあげる2夜の2夜目、「子別れ」を通しでやる趣向。
その前に「氏子中」
さらっとした軽い噺でした。
そのあとに「子別れ」の上にあたる「強飯の女郎買い」
飲兵衛の豪快さによる滑稽さがうまく出ている。
この辺は「禁酒番屋」を得意とする白酒さんとしてはお手の物だろう。
ちなみに中の部分は手短にここではちょっとだけオプションでくっつけていました。
中入り後に「子別れ」の下にあたる「子は鎹」。
この辺はやや毒もあるがさらっとした白酒さんらしいものに仕上げていました。
ちなみに今回のヴァージョンは八五郎が子供と再会したあと、番頭さんが出てきてすべて番頭さんが再会できるように仕組んだものとなっていた。
以前に談春で「子別れ」の通しは聞いたことはあり、あちらは中もしっかりあったフルセットみっちりこってりしたものにしてあり、だからこそ下の部分で人情味がグッと来るようになっている談春らしい「子別れ」だった。
それと比べると白酒さんのはあっさりしているが、八五郎の照れも見え隠れしてこれも悪くなかったです。
ー氏子中 桃月庵 白 酒
ー強飯の女郎買い 桃月庵 白 酒
ー弾き語り おおはた 雄一
---仲入り---
ー子は鎹 桃月庵 白 酒
ちなみにこの日にはあのBurrrn編集長の方もお見えでした。
(いつメタル聴いているんだろうか?)
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