天空の蜂
著者 東野圭吾
図書館に行くと、返却されたばかりの本が置いてあるコーナーがあって、そこを
見ることにしている。 小石川図書館の利用者数と、読まれる本の量はすごい数らしい。
従って返却されている本の数も種類も多種多様だ。
すっごく難しそうな本も沢山あって 、「こんなの読む人がいるんだ!さすが文京区」と思う事も多々ある。
が、今週 私がそこから選んだのは、やっぱり読み慣れた 東野圭吾と 宮部みゆき
「天空の蜂」は 原発問題がテーマで、奪ったヘリコプターを、原発の真上でホバリングさせ、政府に「全国の原発を止めろ、でないと 爆弾を積んだヘリを原発に墜落させるぞ」と要求するもの。
ヘリはリモートコントロールされていて犯人の姿はない。
オートローテーション
この本の中にでてくる言葉だ。
「ヘリコプターは空中でエンジンがストップしても、墜落せずに着陸できるんです」
ホントかいな
この間、群馬でまたヘリの墜落事故があったばかりだよ。
「落下に伴う下からの風でローターを回してやるんです。エンジンは止まっても電気系統は生きていますから舵が効くはずです」
、、、。 この間の事故は機長と整備士が三人乗っていたのに ダメだったんだよ。小説と現実は、現場の状況が違うのかも。
巻末を見ると
1998年 第 1 刷 発行
2015年 第 67刷 発行
さすが すごい人気だな。しかし、この本 電気系統の専門的な部分が多くて、、、
そういうところは 読み飛ばし
付いていけない。
著者の略歴を見ると
大阪府立大学 電気工学科 卒業。生産技術エンジニアとして 会社に勤務しながら ミステリーを書き始める。
なるほど、著者の得意分野だし気合が入ってて こんなに分厚いんだ。その分野に詳しい人が読んでも読み応えがあるんだろうな。
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