mixiユーザー(id:18013379)

2017年11月09日13:27

112 view

村の暮らし

10月28日(土)

 コーラルホテルへ来て既に4泊した。4度目の朝食、お粥なんかも食べる。割とお粥が美味しい。パンと野菜、チーズ・ハムなどを主体にした食事も加え、パンケーキにはちみつを掛けて食べるのも美味しい。初日とか全然わかっていなかったが、フレンチトーストも用意されている。これもはちみつを掛けて甘くして食べる。デザートにはフトモモの実・スイカ・パイナップルなどを食べる。

 午前中、村の中を散歩。ビーチで遊ぶのにも少し飽きてきたというのもある。せっかくバンサパンという滅多に来れない村まで来ているのだから、村の様子も見ておこうということで徒歩で出かける。
 ホテルから県道へ出る道を歩いていると、ニワトリの群れ。
 ニワトリは基本的に放し飼いで飼われているようす。
 イタチとかテンとかキツネっていないのかな?
 
 生まれて二週間ぐらいの子どもたち(ひよこ? ひな鳥)だろうか、めんどりが子どもを7羽ぐらい引き連れて道路を渡ったりしている。めっちゃのどかである。実は毎日ニワトリの鳴き声が響いているのだが、近所にはニワトリを飼っている家が沢山ある。想像ではあるが、主に卵を食べるためだろう、ただこれだけの数のひなを育てているのだから、ある程度は鶏肉として食べるものも兼ねているのだと思われる。広い大地での生活なので鶏を飼ったりするのは日常的に効率的なものなのだと思う。
 ちょっと歩くと、今度は「牛」がいた。乳牛なのか肉牛なのかは分からない。
 牛は色々な場所で放牧されているので、珍しくはないのだが、繋がれたりはしていない。逃げちゃったりしないんだろうか?
 まあ、大らかな土地である。

 村の中を散歩していると、売り家とかレンタルハウスなんかはたくさん見かける。こういう風景は日本でも沖縄に行くと多々見られたりする。海の近くで風光明媚でのんびり過ごせば楽しいだろう、そう思って家を建てちゃう人は多いのだろうね。
 でも、実際暮らしてみると、理想的な生活、にはきっとなかなかならないのだと思う。飲める水道が供給されているわけでもない。(基本的に水道水は飲めない。)電気は来ているが、時々停電する。(バンサパンに来てからも二度ほど長い停電があった。)ちょっとしたものなら近所で買えるかもしれないが、やはり時々大きな町まで買い物に出かける必要もあろう。バンコクまで6時間という時間距離は決して「便利」とは言い難い。
 農地があって、その生産で暮らせる人はともかく、多くの人は仕事を探さなければならない。都合よくいい仕事があるかどうかも分からない。

 村の散歩中に見つけた 「Why not Cafe」 で、お昼の軽いスナックを食べることにした。餃子とシュウマイを食べた。中華料理の範疇に入るのかもしれないが、餃子やシュウマイ・肉まんなどの点心は結構よく食べられている。街を歩いていても肉まんを売っているお店は多い。セブンイレブンなんかでも店頭で売られている。日本だと、肉まんは寒くなってからしか販売されないが、一年中暑いタイで肉まんのような食べ物に需要がある背景はちょっと良く分からない。勿論、多くの人が家でご飯を作るというよりは、外でご飯を食べる習慣の国だから、ちょっと小腹が減ったときに食べる点心の類は人気があるのかもしれない。その後、タイティーを飲む。これが美味しかった。
 まだまだ、のんびりした旅を続けたい。そう思えるような午後。またスコールがザっと降り始めた。その合間を縫って宿に戻る。明日はいよいよバンコクに戻る。荷物をまとめて移動できるように準備を始める。旅のゴールがだんだん見えてきて、少し寂しくも感じる。
 荷物をまとめてから、プールでのんびりする。ここはとにかくのんびりする場所なのだ。余り色々なことは考えずに、プールサイドでゴロゴロする、というリゾートなのである。

 夜は、ホテルのレストランへ行き、トート・マン・グン、カニ肉の焼き飯、カオ・マン・ガイを食べる。最後なのでチャングビールも注文する。お腹いっぱい食べて、満腹。おやすみなさい。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する