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2017年11月07日16:06

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再びバンサパンへ

10月24日(火)

 朝、マッサージ婆を訪ね、また薬を塗ってもらう。
 今朝になって、番猫はいなくなった。昨夜が雷雨だったからだろうか?
 だが、朝には雨も止み。海は美しい空色を取り戻しつつあった。
 
 4泊したリゾートも今日で撤収なので、荷物の整理を行う。
 一応、荷物をまとめてから、レセプションに行って、部屋をいつ明ければ良いかを尋ねてみると、船は2時半に出るから2時に来れば良いと言われる。

 ルームキーには チェックアウト11時半 とか書かれているけど、それ別に絶対的ルールじゃないのね?
 そー言えば来た時も、船着き場で朝食が出て、10時に船で渡ってきた後、部屋に入ってから普通に食堂で昼ご飯食べてたし、この島は入ってから出るまで全てがインクルードされている、というのが正しい解釈らしい。
 そして、そのすべてのサービスを含めて

 「コ・タル・アイランド・リゾート」

 なのだろう、昼ご飯食べてからもうひと泳ぎすることにした。
 最後に、ビーチで泳ぐ魚たちを見に行く。サンゴ礁には、100匹ほどの黒い魚の群れがいるのだが、この中に7色に輝くものが何匹かいる。今回の旅でこんな魚に出会えたのも大きな成果だった。
 この魚の群れも最後に見る事もできた。通常は水のない場所まで満潮で水が来ていて、魚がいないはずの場所にも魚が泳いでいるのは、当たり前なのだが、改めて見るとなんだか滑稽に思えた。
 軽くシャワーで流して、身支度を整え、レセプションに向かい部屋のカギを返す。未払いの清算を行った。900バーツだった。20バーツをチップボックスに入れる。

 コープクン・クラップ

 両手を合わせ、お礼を言う。
 ここで暮らしている間に覚えた言葉。そして、この後も役に立つ言葉でもある。

 荷物を持って船に乗る。着た時よりは小さな船だが15人ぐらいは乗れる。
 船着き場を離れると、船はスピードを上げ、あっという間に島を離れた。10分ほどでバンサパン側の船着き場に、とても長い長い旅に出ていたような感覚だった。
 船から降りて、最初に朝食を食べたテラスでお茶を飲むことにする。カップにコーヒーを注ぐ。同じ船にいつもレセプションで笑顔で話しかけてくれていたミスター・レディー(みたいな男)が乗っていて、彼がさらにクッキーを持って持ってきてくれた。
 皿の上のコアラのマーチを口に入れると、現実に戻ったような気がした。
 
 ミスターレディーにも迎えの車が来たので、お別れとなった。

 「次に来るときには、いっぱいイカを釣り上げる!」

 そういって、彼とハグをして別れた。

 ここには、ネコはいない。普通に5頭ほどのイヌがいる。
 犬は何もねだらない。

 コーヒーを飲んでいると、突然、おなかがピンチになる。
 トイレを探して、トイレに入る。 トイレの中に紙が設置されておらず、トイレの外にあるものをあらかじめ使う量だけ切り取っておく。
 楽しかった時間と一緒に、お腹の中身も流れて出て行ってしまったのだろうか?
 トイレから出てくると、もうこちらの迎えも来ていた。
 次の目的地、「コーラルホテル」へと向かう。

 乗った車が一体だれのものなのか、どんな運用で迎えに来てくれているのか詳しくは分からない。どうもこの街では皆で融通し合って送迎をやっているように思われる。同じ車を別の人が運転していたりするからだ。保健とかどうなっているんだろうね?
 途中で、道路左にマーケットが見えた。

 私が「マーケット」と言うと、助手席の女性が、「小さなマーケット」と言ってくれる。
 もっと大きなマーケットがある? とは思えないが、もしかするとホアヒンのマーケットプレイスあたりと比較しているのかもしれない。
 少し走ると、車は右折してホテルへの道を入っていく。また海岸に出たところに「コーラルホテル」はある。グーグルアースで何度も道をたどって景色も確認してあって、初めて来た気はしない。行ったことのない場所でもあらかじめ街の様子を知ることが出来るこの機能は素晴らしいとおもう、安心した旅が事前に準備できている。
 車から降りてレセプションでチェックインの手続きを取る。
 その間に、ウエルカムドリンクが出される。結構おいしいジュースだった。

 そして、部屋に通される。美しい庭とプールのあるホテル。それがコーラルホテル。
 その庭を通って、12番という部屋に通される。清潔でエキゾチックな部屋だ。
 荷物をほどいて、ここでの暮らしをしていくのに溜まっていた洗濯ものなんかをやってしまおうと考える。理屈上は今日1回洗濯をすれば、もう旅行中の洗濯は必要ない。という計算で来ている。
 部屋でくつろいでいると、メイドさんが果物を持ってきてくれた。冷蔵庫の上に果物ナイフなんかが置かれているのだが、そういう事らしい。この時は、果物はウエルカムで来ただけかと感じたが、実はこのホテルでは毎日メイドさんがおやつを持ってくるようだった。皿には、リンゴ・みかん・ぶどう・龍の目・フトモモが盛られていた。どれも美味しかった。お昼はたっぷり食べてきていたので、今夜は晩御飯いらない感じだった。
 遊び疲れていた感じもあったので、洗濯をしてこれを干したら早々と休むことにした。
 おやすみなさい。
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