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2017年11月07日15:02

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大亀 子亀

10月23日(月)

 コ・タル島の内部は、くまなく探検しよう、とか思って出かけた旅だったが、思う程の探検はできなかった。島の内部はジャングルで道を知らないと容易に踏み込めないのが事実。
 海岸沿いに移動してもみたが、部屋から南にビーチを横切ると、その向こうには小さなビーチがあるのだが、さらに先は岩がゴロゴロしていてなかなか進みづらい。途中でうんこしたくなって戻ってきてしまった。誰も見ていないので野ぐそをしても良いのかもしれないが、「文明人の理性」というこんな島に来ても大して役に立たないものが人間にはある。
 ただ、島の東側に通り抜ける道は発見し、太平洋側まで歩いて出た。(太平洋側とか言ってもタイ湾の中でしかないのだが、、、)ジャングルの中にも目立って変わった生き物は見つけられなかった。ホテルの説明では

 「この島にはトラはいない」

 と書かれていた。
 いや、トラがいるとは誰も思わないだろう? それは注意書きで書くようなことではないと感じるのは私だけだろうか?
 小さな島に、象やトラのような大型哺乳類が生息しているとは普通は思わんぞ。
 ちなみに、「一番大きな生き物はイヌ」とか書いてあって、「島のイヌは健康的でフレンドリー」との説明がある。
 多々の猫とは戯れてきたが、犬はほとんど見かけない。
 ビーチの南の端の方には大きな水槽が6つほどあって、ここにウミガメが飼育されている。大きなウミガメが数匹、と子亀が200匹ぐらい。
 子亀は水の中を泳いでいて、人が来ると近寄って来る、人が亀に餌をやる、ということを習慣的に知っている様子。


 シュノーケリングに出た時、インストラクターが
 「あっちにウミガメがいる」
 とか言うから、サンゴ礁をウミガメが泳いでいる姿が見れるのかと期待したが、
 「子亀は200匹ぐらいいる」って
 それ、水槽の話だよね。

 その亀たちの水槽の沖合がシュノーケリングポイントになっているので、毎朝イカダがそこまで来て宿の人たちはシュノーケリングを楽しんでいる。宿のイカダだけではなく大陸から来る船も沢山あって、そうした船がビーチに並んでいるのを見ると、石垣島の「川平ビーチ」のような感じに見える。
 川平ビーチが美しいのは言うまでもないのだが、ここで見る景色はもっと壮大な感じ。なかなかいい絵になる。

 その亀の水槽の近くにイヌがつながれていて「ワンワン」吠えていたりする。一応亀を守っているのだろう。
 「ジャングルラット」という生き物がいるらしいが、それが何かはやや不明なのだが、カメの水槽の近くのヤシの木に「リス」が登っているのを見かけた。リスはいるらしい。
 あとはカニ。

 海があるのだからカニぐらい当然いるはず、と思うところだが、昨夜夕食の後ライブを聴きに行ったら、その会場に大きなカニ(横20cmぐらい)が出てきて、皆珍しそうに写真を撮り始めたから、カニは珍しいらしい。
 ちなみに、ライブは毎晩やっていた、聴きに行ったのは一度だけで、若い男がギターでアメリカンミュージックをやってくれる。決してタイの音楽ではなかった。宿泊客には余り人気はなかった様子。聴きに来ていたのは全員、従業員、だった。
 そのライブハウスは、昼間はビーチバーとなっていて、飲み物を注文できる。
 飲み物リストには、結構たくさんのメニューが載せられている。

 ココナッツジュース、とか。
 ココナッツの実の中のジュースをストローで飲むのは、割と流行りの様で、バンコクでは山積みで売られているが、ここで注文しようとすると、ココナッツは木に成っている、みたいな会話にしかならない。メニュー表に乗っているかどうかなど、誰も気にしてない様子。何が飲めるのか聞いてみると、

 「冷蔵庫の中の飲み物」

 それって、つまり、コーラとファンタ? ってことだよね。
 それ以上は、望むべくもない様子。
 それでも、昨夜はかんきつのソーダを頼んだら、さすがに缶にストローを刺したものではなく、氷を使ってジェラートにしてくれ、かわいらしくチェリーも載せてくれた。チェリーはシェリーに付けたものだった。

 日付は変わって、昼間になると、カンカンにストローを刺して出してくれるだけだった。まあ、ビーチで飲み物飲めるのだから悪い気はしない。(食堂まで行けばジュース飲み放題なんだが、、、、)
 午後は雨模様になった。まだタイに来てから食べていない「アイスクリーム」をおやつに食べようと思って、三時ごろ売店に行った。

 従業員はみんなお昼寝していました、、、、
 
 けれどちゃんとアイスを売ってくれました。
 わざわざデザートを買って食べなくても、食事の度にいくらでもデザート食べ放題なんだが、人間はそうであっても、ジャンクフード食べたくなる生き物。不思議な生き物です。

 夕方、二度目のイカ釣りにチャレンジした。多くのお客が2泊しかしないこのホテルで2日経つとメンバーは総替えになっている。
 釣り糸を垂れてしばらくしても、誰もヒットしない。
 当たり、を感じたのか引っ張てみた女性もいるが、吊り上がったのは海底に転がっていた何か分からないもの。
 インストラクターも、自ら釣り糸を垂れてみるが、何も掛からない。
 どうも、潮の流れが悪い様子。

 ポイントを変えてチャレンジとなるが、結局誰もあたりがないまま時間が過ぎてゲームセット。

 全員 「ぼうず」 でした。
 イカ刺しを食べることができず、ちょっと残念。

 最後の夕食もたらふく食べて大満足。デザートに出てきた黒いコメをココナッツで煮込んだものが美味しかった。また食べたいと思ったがこの旅行中に同じものにお目にかかることはなかった。夢のような日々が続いた島の生活も今夜で終わり。こんな楽しい自然との語らい合いが再びできるのだろうか?
 とっぷり暮れた夜、時折雷鳴がとどろく中ベッドで眠りについた。おやすみなさい。
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