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2017年10月28日18:53

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筋肉少女帯インストアイベント@新宿タワーレコード

CDを新宿のタワレコで予約したら、イベント参加券なるものを貰ったので、インストアイベントを観て来ました。9時スタート。結構深い時間にスタートなのだね。

因みに、新宿タワレコさんは、アルバム発売に合わせて筋少コーナーが作ってあったのですが、ポップに『自称ビジュアル系の元祖』って書いてあって、自称ってところで笑ってしまった。確かに、「ビジュアル系だった」って言ってるの、大槻氏だけかも知れないんだが。昔、太田氏(元筋少ドラマー)にまで「ビジュアル系?そんなコト言ってんの、大槻だけでしょ?」って言われてた。メンバーにすら否定されるて(^_^;)。

番号が200番台だったのだが、どうやら300人くらい詰め込んだらしく(良く入ったな!あのスペースに!)、キッツキツでした。後ろの方だったので、殆どメンバーは見えないのに、何故かエアスポットのように穴が開き、橘高氏のみ度々見えるって言う(笑)。あとはモニター観てた(モニターすらたまに観えなくなる)。

フォト
イベント参加のオマケにポストカードを貰った。ハロウィン仕様なんだね。筋少、ハロウィン似合うな(笑)。

フォト
ポスターが貼ってあったのだが・・・。これ、実はミスプリントなんだそうです。CDのジャケットにディオニア(ハエトリソウ)が写ってない。レアものなので「なんでも鑑定団に出したら、1000万円くらいの値段がつくよ!皆、コレ、写真に撮っておいた方が良いよ!」と大槻氏が言っていた。
次から流通するポスターは、当然、ちゃんとディオニア入りだそうです。でも、パッと見、ミスって分からないよね。わざと、こういうデザインにしたのかな?って思う。

インストのイベントなのでスタッフに「唄わなくて良い。」と言われたらしいのだが、大槻氏の弾き語りで、香菜〜、最後に皆でじいさんはいい塩梅を唄う。「こんなに沢山人が来たのに、唄わないのは悪いんじゃないかと思って。」と大槻氏が言っていた。じいさん〜で、お客さんも合唱。楽しかったですよ。♪ばあさんとボウリング〜

トーク内容は、ニコ生や、音楽ナタリーでまだ話していない、アルバムの裏話をせよ!という大槻氏からのムチャブリ(笑 いや、それ、結構なムチャブリだと思う(^_^;))の元、裏話をしてました。裏話・・というか、制作秘話だな。

※てなワケで、もう少し詳しいレポを書きますが、まだCD聴いてないから、制作秘話は知りたくないよ!ってな人は、ここから先は読まない方が良いと思います。・・・・てか、私もまだCDは聴いてないんだが・・・。聴けるの来週だと思う。

筋肉少女帯インストアイベント
会場:新宿タワーレコード
※一応お品書き
・大槻ケンヂ 弾き語り(香菜、頭をよくしてあげよう)
・メンバー全員でトーク(まだ何処にもしていないアルバム裏話をせよ!)
・全員で、じいさんはいい塩梅 合唱

スタッフさんが呼び込みの際、大槻氏を「筋肉少女帯の顔役・・・」と言っていて笑ってしまった。「まずは、筋肉少女帯の顔役、大槻ケンヂ!」
大槻氏、登場して、おもむろに、ギターを持って“香菜、頭をよくしてあげよう”を唄い出す。途中「これから、ちゃんとメンバー全員出て来るから、安心してね!」と。弾き語りの中、メンバー登場。橘高氏「斬新な始まり方だね!」 「唄わないのもなんだな・・・って思って。弾き語りで・・・。」

お客さんに、「もう、CD聴いた?」 大槻氏「その前に、皆CD買ってくれたのかな?」 橘高氏「でも、このイベント、CDを買った人が参加出来るイベントだよ。」 大槻氏「でも、あの・・・後ろの方とか・・・(扉があるワケではないので、後ろの方で、たまって観ている人がいたらしい)。」 メンバー皆一斉に「CD買ってね〜!」 「今からでも買えますよ〜。」 「買って、買って〜。」
橘高氏「おかげ様で、売上は良いんですって!昨日も今日も良かったって。」

もう既に色んなところで、CD制作裏話をしてしまったが、まだ何処にも話していない裏話をせよ!と大槻氏からムチャブリ(笑)がくだる。本城氏「ええ〜・・・。結構、もう話しちゃったよ・・・。」(そうだよね(^_^;))

順番として、CDの1曲目から順に裏話をするコトに。

オーケントレイン。作曲者は本城氏。本城氏は、大槻氏が唄わない曲サビを作ろうとしたと。本城氏「サビの部分は、お客さん皆で『わぁ〜』とか『オー』とか、そういう感じで盛り上がるだけにしようと思ったの。そしたら、そこに、まんまと歌詞が入ってて。オーケントレイン〜♪って唄われちゃってて、ああ〜・・・オーケンに唄われちゃった・・・ってなった。」 大槻氏「ええ〜!?あれは唄うでしょう?」 内田氏、橘高氏大笑い(でも、頷いていた)。

大槻氏「(内田氏に)Aメロのベース、エリック・クラプトンがいた頃のクリームの『Sunshine Of Your Love』みたいだな・・って思ったんだケド。」 内田氏「(キレ気味に)え?何?同じだって言いたいの?」 大槻氏「いや、そうじゃないけど(苦笑)。」 でも、そんな感じにもしてみた・・とも言ってた記憶が。

ディオネア・フューチャー。大槻氏は、ブースカの声で沢山ガヤ(コーラス)を録ったらしい。そのガヤは、オーケントレイン、ディオネア等、色んなところに使われていると。女性コーラスで扇愛奈さんが入っているのだが、橘高氏「ブースカの声だけだと『ハハハ(笑う)』ってなるので、扇ちゃんの声でコーティングしてるの。」 橘高氏「オーケンは、ブースカの声の方がキーピッチが合うの。」(私、爆笑) 大槻氏「そんな、良いツイッターネタを!ツイッター、そのコトばっかりになるよ!」 橘高氏曰く「扇ちゃんと、ブースカはレンジが同じで助かる。」(笑)
(面白かったのが、大槻氏もメンバーも、大槻氏が出すブースカの声は、ブースカと認識しているらしく、『あそこ、ブー入ってる?』 『あれは、ブーだよね?』と言っていたコト。オーケンとは言わない(笑)。もう1人のメンバーなんだね) 大槻氏が「トレイン(かな?)のあれはブーだよね?」と言ったら、橘高氏「あれは、扇ちゃん。」と言われ、「自分でも分からない・・・」と言っていた(笑)。

橘高氏「大槻のブーはハリがあって、二井原さんみたいで良いよ。」と言った途端、メンバー皆、二井原さんの真似をし出す(笑)。大槻氏「(二井原さんの真似で)何かね、ボクの話、してたみたいだけど、何かな。」

橘高氏は歌詞の「脳Wi−Fi」がお気に入り。本城氏「その前の、無意識、電波、メッセージまでは大してノってなかったのに、脳Wi−Fiで、急にノリだした(笑)。」 橘高氏「凄く、口気持ち良いの。脳Wi−Fi。皆も言ってみると良いよ。凄く口気持ち良いから。」 正直何回もやるので、コーラス部を唄うのが嫌になるコトもあるのだが、橘高氏「脳Wi−Fiは、あと10回くらいやりたかった!」 
大槻氏「まず、俺が、Wi−Fiって言葉を知ってたコトに皆驚くんだろうね。今は、Wi−Fiが流通してるケド(メンバー&客「流通?」ってなってた・笑)でも、ほら、ツイッターが・・・で始まる曲が、もう古かったりするから、数年後には、Wi−Fiも古くなってるかもね。全然違うシステムで、もう、Wi−Fiなんて使ってないかも知れないよね。」

人から箱男 カラオケのDAMのコラボ曲。発注は「ストレス発散でサラリーマンがシャウト出来る曲を」だった。橘高氏「あれ、最初、『魂の 原曲キー 2音半 上げようぜ』って唄うでしょ?その後の曲から、タ〜ラララ〜ってちゃんと半音づつ、2音半上がってるの。カラオケの機械って、押すと、半音づ上がるんだよ。」 大槻氏「面白い話だけど、それしたことある話だから。去年した。」 橘高氏「・・・去年も入るの?」

サイコキラーズ・ラブ 本当は、最後の歌詞の後に、「わ〜」という歓声と拍手が入る予定だった。本城氏「それを折角やって録音したのに、いざ聴いたら使われてなかった。」と。 大槻氏「だって歌に合わなかったんだもん。」 大槻氏「あれ、最後に入れたら、『わ〜(拍手)』 『おめでとう〜』で、エヴァだな・・・ってなるよね?」 

その代わり、この「わ〜(拍手)」は、他の曲に入ってるそうです。本城氏曰く、「サイコ〜では切られると思ったから、そこで目いっぱいやった。」と。 

ハニートラップの恋 
何を話したっけかな。何処でだったか。橘高氏が、ギターの弦が勝手にブルブル震える機械ってのがあり、それを使って演奏してる・・・と言っていた。大槻氏「それは、君のソロになるの?」 橘高氏「なるんじゃないの?一応(笑)。」

告白と3歳の花嫁の時は、最初のイメージは、早口フォークのイメージだったと。吉田拓郎氏の「全部抱きしめて」の最初の部分みたいな。と大槻氏が話していたような。
歌詞の中に出てくる映画『フラッシュ・ゴードン』は、B級映画なのだが、曲をクイーンが担当し、バーナード・ウィリアムスが制作総指揮(かなり豪華)。でも、大槻氏曰く、何か最後に爆発する(?)酷い内容になっていた・・と。でも、カルト的人気があり、映画『テッド』の中にもパロディで出てくる。大槻氏「あと、フレッシュゴードンって言う、ポルノ映画があって、それが面白い・・・って、どうでも良いか(苦笑)。」

告白と3歳の花嫁は、弾き語りで唄いたいので、コード譜を頼んでいるらしい。本城氏「3歳の花嫁は、もう、俺、送ったよね。」 大槻氏「うん。」 告白は、内田氏に頼んでいると。大槻氏「今、練習してるところだから、来年には弾けるようになると思う。」 (大槻氏がギターの話をすると、橘高氏&本城氏が、子供を見る親のような視線で大槻氏を見るのが面白い)

告白だったかな?・・は、内田君のテクノが楽しめると。大槻氏「でも、今の若い人が思い浮かべるテクノじゃないの。」 内田氏「テクノポップね。」 YMOとか、クラフトワークとか。最初大槻氏が「テクノとテクノポップの違いを説明して。」と内田氏に頼んだら、「家に帰って、グーグルで、テクノ、テクノポップって入れると出てくる・・・」 大槻氏「違うの!内田君の解釈が訊きたいの!」 で、結論として、テクノポップが分からない人は、内田君のテクノのアルバムを聴けば良いよ・・と、大槻氏。内田氏の友達(大槻氏)が宣伝をした形に(笑)。でも、客も納得したらしく「なるほど」と拍手が。
私の中では、テクノポップの方がメロディアスです。今のテクノって、トランスに近くない?ふにゃ〜んって音で、メロディって言うより、音重視。因みに私の好きなテクノは、まさに、内田氏言うところのテクノポップです。空手バカボンもテクノポップよね。

エニグマ エニグマはドイツの暗号のコト。(チューリングが、解読する機会を作ったんだよね。映画にもなったね。カンバーバッチ氏が出てるやつ) なので、これは暗号みたいに作られていると。内田氏が作った時、仮歌が入っていたのだが、トコイ〜、トコイ〜のところを、本来、ピンクフロイド(だと思う)の歌詞を唄っていたのだが、それが、どう聴いても「死にたい、死にたい」にしか聴こえなかったので、大槻氏は呪詛返しとして、諸星大二郎の漫画に出てくる呪文「トコイ」にしたらしい。大槻氏「だから、あそこは、内田君と俺との、呪術合戦なんだよ!」
本城氏「ずっと、内田の♪死にたい〜、死にたい〜ていう歌を聴きながらギター弾いてたから、おかしくなりそうだった(苦笑)。」 どうやら、全員「死にたい」にしか聴こえなかったらしく、内田氏は納得いってなかったらしい。なので、その部分の仮歌を唄う内田氏。それは歌詞に聴こえたけれど・・・。
大槻氏「デビット・ボウイ(かな?)も、カヴァーしてるケド、死にたいには聴こえなかったよ?」

あと、アイアイアイアイ YAH YAH YAHのYAHは、某有名デュオの歌から取ったと。大槻氏「そいつを殴りに行く・・・あの歌。ちゃんと、ネットで、スペルも調べたんだもん。」 ようは、大槻氏が口気持ち良いと思う言葉を散りばめた暗号ソングがエニグマらしいです。

あと、これは暗号歌なので、実際、近日「あぁ〜、こういうコトかぁ」と、とある暗号が判明して、大槻氏曰く「笑えると思うから、待っていて下さい。」と。

奇術師 インストロメンタル曲。大槻氏はこれを聴くと、太陽にほえろ!を思い出すと。最初は、サビがギターだけだったのを、エディのピアノと繋いだら・・と言われて、そうしたら、それが良かった・・と言っていた記憶が。
これは最後の部分をずっと弾いていたくなるらしいのだが、大槻氏「そうして。あのね。バンドにはね、諸々の事情で尺調整のX曲ってのがあるんですよ。」 橘高氏「じゃあ、最後のところを長めに引くから、大槻、着替え終わったら、舞台袖でこう(○を作る)して(笑)。」
大槻氏「俺は、この曲を聴いて、奇術師の哀愁・・ってイメージして、奇術師ってタイトルを付けたんだケド、橘高君の中ではどんなイメージだったの?」 橘高氏「俺はあれですよ。夕暮れのおセンチな感じをイメージして。」 「でも、奇術師って感じするよね。」 タイトルは、皆気に入ってるらしい。
因みに。最初はこの曲も歌詞をつける予定だったそうな。大槻氏が「これは唄うより、インストにしましょう。」と提案したらしい。

わけあり物件 大槻氏「あの、この中で『わけあり物件』に住んでるって人います?」 1人いた。「あ、やっぱりいますね。知ってて住んだの?」 その人は、知らないで住んでいて、後日判明したらしい。大槻氏の知り合いの評論家は、合理的な人で、バラバラ殺人があった吉祥寺のマンションに住んでいるそうな(おそらく、家賃が安かったので住んだのだろう。合理的)。
これは、『闇芝居』というアニメがパチスロのなるので、そのテーマ曲。橘高氏は発注の際、「くるくる少女、踊る赤ちゃん人間、球体関節人形の夜、ルリヲ(かな?)」の感じで作って・・・・と曲をいくつも言われたらしい。大槻氏「それは欲しがり過ぎじゃないのかな?」 橘高氏「メタルをあまり聴かない人には、メタルって皆同じに聴こえると思うの。ほら、クラシックでもそうでしょ?でも、俺からしたら、この曲と、この曲は、全く違う組立てで作ってるんだケドな・・・って言うのがあって。ショートアニメを何十本もずっと観て、う〜ん・・・って考えて作った。」

T2 DDTの入江選手の入場曲。歌詞にある、新木場、両国、水道橋は、プロレスの試合会場のメッカ。ウィスコンシン州は、入江選手が遠征した場所。名古屋は、入江選手が1番最初に所属した団体が拠点にしていた場所。と、地名にはちゃんと意味があるらしい。
橘高氏作曲なのだが、プロレス好きの内田氏と本城氏にアイディアをもらい、内田氏からは「入場曲だから、ワァーって盛り上がるところがあった方が良いよね。」と、バタンという感じの部分を作ったと。それは、橘高氏の考えの中にはなかったので、参考になって良かったと。
入江選手に、オーケントレインとT2とを聴かせて「どっちが良いか?」と訊いたら、T2が良いと言われたので、こちらが入場曲になった。

で、これにてトークは終了なのだが。
大槻氏「あのね。今、周りにポスター貼ってあるでしょ?あ、これ、クイズね。間違いがあります。何処でしょう?」 本城氏(かな?)「(CDジャケットに)ディオネアがないんだよね。」 大槻氏「そう!ミスプリントなの。これから出回るポスターには、ちゃんとディオネアが写ってる。切手とかのミスプリントって価値があるんだよ。このポスターもレアで価値がある。鑑定団に出したら、1000万円くらいするよ。皆、写真撮っておいた方が良いよ。」

「唄わなくて良いって、スタッフに言われたんだけど、これだけ集まってくれて唄わないのもあれだから、最後、唄いましょう!」と、じいさんはいい塩梅をカラオケで皆で唄う。
大槻氏「今から、この壁が、バンッて倒れて、後ろからコージとエディが出てくるとか、橘高君の髪の毛が、ボンッて言って膨らむとか、俺は急いでジェルつけて髪の毛立たせて・・・。」(流石にそれは出来ない!・笑)
唄う前に、「29日に、高円寺でのほほん学校があるんですが、ゲストに氣志團の翔君と、あと、筋少のメンバーが全員出るので来て下さい。」 橘高氏「そこでも、タワレコさんに協力してもらって、CDを売るんだケド、そこでは、我々の限定のサインが付きますよ〜。皆、分かってるよね?タワレコさんに恥をかかせるなよ!」 大槻氏「皆、分かってるな!3枚、4枚と買って、我々を、オリコンの上位に上げて下さい!我々が上に行くってコトは、皆が気持ちよくなるってコトだからね!我々は、何でも美味しくなる水だから!波動が入ってる水だから!」

じいさんはいい塩梅。メンバーが皆振り付けして唄ってるのが何か可愛かった。ばあさんとボウリング〜♪途中、大槻氏が「ギター!」と橘高氏にふる。橘高氏「これ、俺、ギター弾いてないんだよな・・・」と言い、「脳Wi−Fi!」と叫んだのが死ぬほど面白かった。大槻氏は、わざと(だと思う)変なところで、橘高氏にふるの好きね。橘高氏が「おいおい」ってなるのを見るのが楽しいのかな?

これからツアーが始まる。大槻氏「皆さん、遠征などもしてみてはどうでしょう?こういうバッグ(キャリーバッグ)持って。バンギャ気分を味わってみるのは如何でしょう?」

こんな感じでした。人まみれでしたが、面白いインストイベントでしたよ。
因みに、のほ学も行くので、何か連ちゃんで、筋少を観るコトになったのですが(^_^;)。
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