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2017年10月25日20:38

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ひさしぶりに病院へ行く

 先週の月曜日は雨が降っていた。いつもは自転車で乗りつける職場に、仕方なく傘をさして徒歩で向かう途中、塩浜陸橋で体勢を崩した瞬間からどういうわけか胸が痛くなった。

 5年くらい前、別に重いものを持ち上げたわけではなく、何の気なしに横たえていた上体を起こした瞬間に腰をやってしまったことがあって、その時に感触が似ていた。胸がギックリ腰みたいになるのか多分に疑問だったけれど、とりあえず、その直感に従って週末、近くの整形外科を訪れてみた。

 渡された書式にもろもろ記入して窓口に提出したところ、ここでは十分な診察ができないかもしれないから、CTスキャンなどの設備の整った宮川病院に行った方がいいと言われる。
 そこにしたところで、決して小さなところではないのだけれど、前述の腰をやった時に通った綱島の病院と同じく、中規模の整形外科というのは機材を入れて老人向けのリハビリセンターみたいになるのが昨今のトレンドらしい。

 仕方がないので、その足で川崎大師駅前の宮川病院へと向かう。ここはそこそこの規模の総合病院でありつつ、勤務医のリストに宮川姓の名前がたくさん並ぶ一族経営の病院でもある。産業道路の向こうにはさらに大きな川崎南部病院があるが、そこからほど近くにこの規模の病院があるのだから、意識したことはなかったけれどけっこうな環境ではある。

 もう病院はどこもそうなのだろうけれど、常連で予約済みの老人の列の間に、ふりの客はその合間の都合のいいところへ入れてもらって診察してもらう感じである。
 別にさしたる症状ではないから、ちょこまかと問診に応えると分業制のレントゲン室(ここはすいていた)へまわされ、そちらの撮影が終わるとすぐにまた整形外科へ戻ってレントゲンの結果を見る。

 なんだかんだいいながら、レアな症状にいきあたると医者というのはアガるものだと思うのだけど、レントゲンにも別に怪しげな影などは見当たらなかったらしく、淡々と湿布と痛み止めの薬を処方されてしまった。

 こっちとしても万が一のことを想定して、念のために診察を受けてみただけの話である。「なんでもっと早く来なかったんだ、もう手遅れだ!」なんて言う医者は、ドラマじゃないんだからいるわけないけれど、でも、似たようなことになると後味が悪いから予防線を張ってみたにすぎない。なにもないなら、それに越したことはない。病院と警察には、できるだけ関わらずに暮らしたい。

 数年前の腰と同様に痛みは軽くなり、頻度もまばらになりつつある。これを書いている時点では、もうほとんど痛むこともなくなった。胸部に不意の力が働いて神経を圧迫したとか、そういうことだったらしい。処方箋を薬局へもっていって薬を買うのも面倒くさいしもったいないので、ほっぽったままにした。いかんよ、薬漬けは。

 というわけで、心ならずも医家の敷居をまたいでしまったのだけれど、今は先々週とまったく同じに暮らしている。なべて世はこともなし。

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