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2017年10月21日19:44

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怖い絵展

混んでるだろうなぁ〜。ツイッターでも「混んでる」ってツイートばかりだしなぁ〜・・・って思って行った怖い絵展。本当に混んでました。上野の森美術館で開催中。

怖い絵展。公式HP↓
http://www.kowaie.com/

早目に行ったのですが、10時開場で、10時10分に到着して、もう列が出来ている・・という。20分弱くらい待ったかな?平日でこれでは、休日はえらい混みようなんじゃなかろうか?しかし何故にこんなに混む?絵画としては、おそらく、ウォーターハウスのキルケ―と、ビアズリー、あとはドラローシュのレディ・ジェーン・グレイくらいしかメジャーな絵・・・ってのはないような気もするの。あれかなぁ、宣伝効果と、中野女史の本の影響なのかなぁ?若いカップルが多目なのもちょっと不思議。お化け屋敷感覚か?神話や聖書、歴史画の部分は、それなりに知識があった方が面白いかも知れない(解説はあるケドね。音声ガイドはもうちょっと詳しいかな?)。

私には「怖い」というより、神話や歴史、聖書の絵は「耽美な絵」なんだケドね。だから行ったんだケド(笑)。やはり1番怖いのは現実だよね。戦争や貧困。日本でも冗談では済まなくなっているよね。そういう方がやはり怖い。

上野の森美術館は狭いので、通路に人がびっちり溜まる。かなりそれがストレスになる場合もあるので、その点も覚悟して行ってね!休憩の椅子も会場内は少ないよ!

まずは、神話や聖書世界。私が1番なじみ深い世界だ。解説に神話や聖書は人間の苦難、悲劇的なな結末である・・とあった。超越的な力、不可侵な節理を抽出する。

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス “オデュッセウスに杯を差し出すキルケ―” 水色の透けた薄衣を纏い玉座に座り杯を堂々と捧げるアイアイエー島の女王キルケ―。美女だが、実は訪れた男を動物に変える魔女だ。中央のキルケ―は、ちょっと陶酔した顔をしている。右手には杖も持っている。キルケ―の右足元に転がる豚は、キルケ―によって、変化させられた男なのだろう。キルケ―の後ろは鏡になっており、その後ろにオデュッセウスが見える。
でもサ。確か、キルケ―とオデュッセウスってデキちゃうんだよね?ガッツあるなぁ、オデュッセウス(笑)。

ハーバード・ジェイムズ・ドレイパー “オデュッセウスとセイレーン” お久しぶり!・・・なんだケド、私が前観たやつと何か違うような・・・。ヴァージョン違いがあるのかな?ドレイパーで怖い絵なら、こっちより、イカロスの墜落の方が良くない?とも思ったんだケド。船に上がってくるセイレーン達。彼女たちの歌声は、人を狂乱に叩きこむ。船員は鉛の耳栓を入れているので、彼女達の歌声は聴こえないが、入れていないオデュッセウスは目を剥いて半狂乱だ。船に上がったセイレーンは生足。海の中のセイレーンは下半身魚なんだね。

ベンジャミン・ウェスト “サウルとエンドルの魔女” 預言者サムエルに指名され、最初のイスラエル王にになったサウル。「敵を皆殺しにせよ。」という神の命に背き、幸運から見放される。魔女が呼び出したサムエルの亡霊から、己がすでに神から見捨てられ、ペリシテ人に敗れて死ぬ運命にあると告げられる。右に頭を下げ、嘆くサウル。中央にいる白い亡霊はサムエルだろう。手ぶりで、サウルに伝えている。右に亡霊を見て驚き逃げる兵士(だと思う)。左には杖を持った魔女の姿。幻想的で、怖いと言うより美しい。

作者不詳(ドイツ派) “ディアナとエンデュミオン” ディアナに凭れかかり眠る美少年エンデュミオン。ディアナは美少年エンデュミオンに恋をする。でも、人間って老けちゃうでしょ?なので、若く美しいままでいさせる為、ディアナなユピテルに頼んで、エンデュミオンを永遠の眠りにつけてしまう(その代わり老けない)。右にディアナのアトリビュートの弓矢があり、猟犬もいる。空は青空で明るいが、下部は暗い。でも、添い寝するだけって、ディアナって純情なんだね!

ジャン・ラウー “ソロモンの判決” 大岡越前裁判の元ネタ。母親2人に子供が1人。どちらの母親も「私の子」と主張する。そこでソロモンは「子供を半分に切り分け、2人に渡せ。」と部下に指示をする。
ソロモンの部下が子供を逆さに持ち、剣を振り上げて切ろうとする。手前の女性は指を指し「やめて!」と訴えているようだ。左の女性は布を持って、半分に切った子供を受け取る準備をしているのだろう。右には玉座に座るソロモン王。右手を上げ「この裁判、決着有り!」と言っているようだ。当然「やめて!」と制した女性が本当の母親。てか、偽母親。真っ二つの子供を貰ってどうしたかったんだ?(^_^;)

ジョージ・フレデリック・ワッツ “黙示録の四騎士” 私が大好きなワッツ〜!!ヨハネの黙示録が元ネタ。2枚連作らしく、まずは“黒い馬の騎士” 馬に乗った後ろ姿の騎士。杯を持っている・・・のだが、分かりづらい(^_^;)。この杯は、油、葡萄酒等を飢饉に際して制限するものらしい。もう1枚が“青白い馬の騎士” 恐れる白い馬。これに乗るのは死の具現化らしい。左下にいるのはケルベロス?後ろには赤茶の炎。ワッツの絵は恰好良いね。このボヤ〜ンとした感じも好き。

次は、悪魔や地獄、怪物コーナー。死後に生前の罪の報いを受け、地獄に堕ちる。悪魔は人間を堕落させ、悪の道へ誘うモノだ。

ヘンリー・フューズリ “夢魔” ベッドにだらりと手をたらし寝る白い服の女性。その上にはインクブス。左には魔の馬。どちらも目が金色に光っている。背景は闇の黒だ。これ、有名なフューズリのオリジナル作品の構図を縦長にしたミニチュア版だそうな。でも、私は、どうしても「あ、丸尾末広。」って思っちゃう(笑)。丸尾氏がパクって描いてた絵が好きなんだもん。

ギュスターヴ=アドルフ・モッサ “彼女” 童顔巨乳の横座る美女。その美女が座るのは、山と積まれた男の死体。そう、彼女はマンイーター(人食いの怪物)。指には不吉な指輪を嵌め、髪を結いあげ、骸骨のヘッドドレスをつけ、ピストルや短剣のチャーム付きのネックレスをしている(これ、欲しい!・笑) 頭の両サイドには烏がとまっている。背景は灰色の空。彼女には光背がついているのだが、そこには『これが私の命令だ。私の意志は理性にとってかわる』とラテン語で書かれているらしい。彼女は全裸なのだが、股間部分に猫がいるのがちょっと可愛い。現代のイラストみたいな感じの絵だった。20世紀の絵だからかな?

アンリ・ファンタン=ラトゥール “聖アントニウスの誘惑” 私の好きなファンタンさん。中央少し右で黒茶の衣を纏い跪き一心に聖書を読むアントニウス。周りには全裸の美女たち。「全裸の美女に囲まれて羨ましい!」・・・ではない!彼女達は実は悪魔の化身。アントニウスを堕落させる為に誘惑に来たのだ。杯を持つ美女もいる。ファンタン=ラトゥールらしいモアモアの筆致。不吉な灰黒の空。左の青い衣に赤い服の姿のロン毛の人はキリストだよね?キリストも美女に囲まれ誘惑されているようだが、キリストはきっと、アントニウスが心配で現れたのかも。

次は異界と幻視。異界としての死。夢の世界も異界と捉える。

チャールズ・シムズ “クリオと子供” 一見穏やかで牧歌的な絵なんだ。女神クリオが右に居て、クリオの語る物語に耳を傾ける子供達。しかし、クリオの持つ巻物は血塗られており、クリオもガックリと頭を垂れている。第一次世界大戦でシムズは息子を亡くし、自身も戦場画家として戦地へ赴き悲惨な体験をし、精神を病んだ(PTSDじゃないかと・・・・)。本人も息子が亡くなった数年後に自殺してしまったそうな。この絵の子供は息子なのかな?と思い、クリオ=シムズ自身なのでは?と思った。やりきれなさのような物も感じて、絵は青空で牧歌的なので余計悲しかった。うん、怖いと言うより悲しい。

同じく、チャールズ・シムズ “ワインをたらふく飲む僕と君に これらが何だというのだ” 酒場で酒を飲む画家のビアズリーが中央にいる。左で光輪のある美女(天使?)2人が給仕をしている。酔ってビアズリーに寄りかかる白いドレスの女。酔い潰れたのか横になる男もいる。ビアズリーはオスカー・ワイルドの男色スキャンダルのあおりを食って、国外脱出したらしいのだが。この絵は怖いと言うより不思議な絵だった。

ジョゼフ・ライト “老人と死” 中央少し左に驚き手を出す老人。右に骸骨。骸骨も手を出し「呼んだ?」の顔。写実的な絵だった。元ネタはイソップ童話の“老人と死神”。重い柴を背負い長い道のりを歩く老人。疲れた老人は「もう、こんな人生終わりにしたい」と死神に呼びかける。すると死神が本当に出て来た。「何か用か?」と問う死神に、驚いた老人は咄嗟に「重い柴を持ってもらおうと思って!」と言い返した。落語みたいな話だね(笑)。

J・J・グランヴィル “第一の夢:罪と贖罪” 逃亡する殺人犯。自責の念に追い詰められる。いくつもの目に追われ、無数の血塗られた手と十字架が現れ、天秤は男を責める目に変わり、目は凶暴な魚に変わる。イメージの置換が繰り返される版画。魚に食われる男(殺人犯)は十字架に縋りつこうとする。

マックス・クリンガー “手袋” エッチング作品。10枚の連作なのかな?これも有名な絵かな?ローラースケート場。手袋を拾う男。この絵ね、手袋を落として滑ってる女性に妙な浮遊感があり、全体の印象も相まって不穏な気分にさせるんだ。画面の配置が絶妙なんでしょうね。後ろは薄暗い森。
手袋の連作の中の1枚“願望”。女性の手袋を持ち帰り、手に顔を埋める男。手袋からは樹が伸びて花を咲かせる。川向うに見えるのは、その彼女の姿だろう。おそらく男が夢想してるんだろうね。

エドヴァルド・ムンク “マドンナ” これもお久しぶり!白いマドンナ。周りの額は精子と赤子で飾られている。暗い画面。退廃美。でもこれも怖いというより、やはり不思議。

次は現実。結果、現実が1番怖いのかも。ウィリアム・ホガーズの“娼婦一代記”は、ロンドンの暗部を描いた版画。純朴な田舎娘のモルが、娼婦になるまでを描いた物。モルは治安刑事に捕まり感化院へ行くも、最後は梅毒でな亡くなってしまう。産業革命で発展する裏で起こる悲劇である。

同じくホガーズの“ビール街とジン横丁”(版画)は、ビールが飲める職人とジンしか飲めない貧民の対比を表した絵。ジンは蒸留酒なので、税金がかからないので安く呑めたらしい。

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス “戦争の惨禍”。これも有名な絵か。版画ね。物語になっており連作なのだが、その中の一枚“立派なお手柄!死人を相手に!” 木に括られた男。逆さに枝にかけられた男。首を切られ、生首を枝に刺され、曝された男。戦争で鈍麻する人の感覚を描いた絵。こういうコトを平気で出来てしまう戦争の狂気。

ニコラ=フランソワ=オクターヴ・タサエール “不幸な家族(自殺)” 青白い顔の女・・どうやら母親らしい・・の膝に縋る娘。下には火鉢。一酸化炭素中毒での自殺の場面を描いたもの。壁にはキリストの絵が飾ってあるが、神も何もしてくれないと思え、余計悲しい。当時、貧しい労働者階級の自殺が社会問題になっていた。似た境遇だったタサエールも後に自殺してしまうらしい。

ウォルター・リチャード・シッカート “切り裂きジャックの寝室” 世紀末のロンドンで、娼婦5人を殺害した切り裂きジャックの容疑者であるシッカート自身が描いた絵。暗い室内。扉が開き、中が見えるが人はいない。窓があり、ドレッサーや椅子も見える。切り裂きジャックが一時住んでいたと聞いた部屋をシッカートは借りたらしい。不穏な感じのする絵である。シッカートが本当に切り裂きジャックなのかは分からないのだが、近年、また、シッカート犯人説が浮上しているらしい。

ジョージ・フレデリック・ワッツ “発見された溺死体” 水辺に打ち上げられた少女の溺死体。顔にのみ光があたり、白く浮かぶ。しかし、全体は闇に包まれている。トーマス・フッドの詩“嘆きの橋”に触発され、この絵を描いたとも言われている。でも、綺麗。死体を描いてすら耽美的で美麗に描いてしまうワッツ。あなたのその精神が怖い!
キリスト教では自殺は大罪。教会墓地には葬られない。そんな当時の事情もあったらしい。

次は崇高な風景。崇高(サプライム)は広大さ、曖昧さ、力強さというコトらしい。時化の海や切り立った岩山のような生命の危険を感じさせる荒々しい風景。自然の怖さってやつか。

ジョン・マーティン “ベルシャザールの饗宴” カルデアの王、ベルシャザールがバビロンで酒宴を開いていると、空中に人の手が現れ、壁に謎の文字を書いた。ダニエルは王の治世が神に終わらせられ国土が分裂すると告げる。古い神殿のような建物。人々が集まっている。中央の黒衣の男がダニエルだと思う。人々は恐れ戦き、手を額に当て天を仰ぐ人もいる。右上には三日月。金星も見える。左の壁に光り輝く文字。天使文字だろうか?梵字にも見える。金星って、不吉の象徴でもあるんだっけ?しかし、空中に急に人の手が現れる・・ってのが、何か良いな。

ギュターヴ・モロー “ソドムの天使” ソドムの町では男色が流行っていた。天使が美しい男性を装っていた為、ソドムの男たちに襲われてしまう。ロトはそれを助ける。神は怒りソドムの町に硫黄の雨を降らせ焼きつくした。しかし、ロトだけは助けた。岩山。その中空に、赤い剣を持った天使と青い剣を持った天使がいる。下には焔が上がるソドムの町。
でも、結果、ロトも近親相姦やっちゃってアウトになるんじゃなかったっけ?奥さん塩の柱になるし。キリスト教の天使は、悪いコトをすれば、いともたやすく人間を滅ぼす。そういう存在。・・・ところで。これ、男色が広まったソドムを滅ぼす為、わざと天使は美貌の青年に化けて、男たちに襲われた・・ってコトないかな?って思うんだケド・・・。そう考えると天使が怖い!

エドヴァルド・ムンク “森へ” 木目がハッキリ出ている版画。全裸の女と着衣の男の後ろ姿。お互いがお互いを抱きしめている。森があり、2人は森に歩みを進めている。空の水玉は星だろうか?まず思ったよね・・・「自殺?」って。森の中で2人は心中するつもりなんじゃないか?と。不穏な気分になる絵。でも、ガロ系の漫画の絵みたい・・とも思った。

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー “ドルダバーン城” 鈍色の空。この空を見ると「ターナー!」って思う。あとターナーの絵なのに、タイトルが短い!(笑) シルエットに浮かぶ城。周りは岩。荒涼とした大地。手前には人がいる。かつてここは権力争いに敗れた王族オワインが幽閉された場所らしい。

最後は歴史。帝位を巡る争いや、都市国家の覇権争い、権力の座を巡る抗争は、いつの時代にもあるよね。

ジャン=ポール・ローランス “フォルモススの審判” 王座に座らせられるミイラ化した前教皇フォルモスス。これは遺体を掘り起こして裁判する様子を描いたもの。黒い服の男は裁判官。左の男は指を指し「有罪だ!」と言っているようだ。全ての嫌疑は有罪とされ、遺骸は祭服を脱がされ祝福をする為の指3本は切られ、首も落とされ、遺体はテヴィレ川に捨てられたらしい。死んでからのこの扱い・・・。

同じくローランス “ボルジアの犠牲者” チェーザレ・ボルジアは、弟や妹の夫など、身内の邪魔者を次々と暗殺。犠牲者の男が床に仰向けに倒れている。カーテンをあけて覗く男はチェーザレか?床には血の足跡が点々と残る。殺人の現場だね。

ゲルマン・フォン・ボーン “クレオパトラの死” 良く題材にされるよね、クレオパトラの死。過去、何回か同じ題材の絵を観ているな。ベッドに横たわるクレオパトラ。ベッドのふちには毒蛇。クレオパトラは胸が露わで官能的な姿だ。窓が開き外の風景も見える。ベッドにはエジプトの絵っぽいものも描かれる。自分の乳房(心臓)を毒蛇に噛ませて死んだ・・とされるクレオパトラだが、実際は着衣のままだし、毒蛇自殺でもなかったらしい。

ポール・ドラローシュ “レディ・ジェーン・グレイの処刑” 今回最大の目玉の絵。こんなに大きな絵だったのね。権力者と結婚させられたジェーン。王に担ぎ上げられるも、9日で反逆罪として捕らえられ半年後にロンドン塔で処刑された。享年16歳。ジョーンはヘンリー8世の姪。
中央にジェーン。目隠しをされ、手探りで首置台を探している。台の下には血を吸わせる為の藁が敷き詰められている。右には斧を持った赤いタイツの首切り役人。しかめた表情でジェーンを見ている。彼もジェーンのコトを気の毒に思っているのだろう。司祭はジェーンを支え、彼女の手を台へナビゲートしている。ジェーンは白いドレスで緑のソファに膝をつき立膝のポーズ。左には嘆く侍女が2人。黒い服の侍女は壁に手をつき嘆いている。ジェーンの薬指には真新しい金の結婚指輪が嵌っている。白のドレスの光沢の見事さね。ジェーンの爪の輝きも凄く良い。若々しいからこそ、悲しい。
ジェーンはようは政権争いに巻き込まれて処刑されていまう。たった9日の女王様。自分は女王になどなるつもりはなかったろうに・・・。それでも、女王としてきちんと処刑されようとする少女。流石に泣けてきた。怖いというより泣けてくる絵。
実際は、処刑は外で行われたし、ジェーンは黒い服を着ていたらしいのだが、ジェーンの可憐さを引き立てる演出なのだと思う。

この絵の不思議な顛末も面白かった。ドラローシュは1834年にパリのサロンでこの絵を発表し、ロシア貴族が購入する。その後、1870年、イギリス人バイヤーが購入。1902年イギリス人貴族(当時の持ち主)がナショナルギャラリーに寄贈。その後、テートで保管される。1928年、テムズ川で洪水が起こる。それにより傷んだ貴重な絵の修復が行われるも、ドラローシュの絵は優先順位が低い絵とされる。その後、1959年(かな?)、破壊された絵と断定される。洪水から45年後、1973年、この作品を探していた学芸員により保管庫から奇跡的に無傷で発見され、その後、ナショナルギャラリーに帰還。大人気の絵となる。
へぇ〜。途中、「この絵は、もうなくなりました」認定されちゃった・・・・ってコトなんだね。

こんな感じの内容でした。ジャンルに分かれてて見やすい展示だとは思うんですが、前述通り、激混みです。その点、覚悟の上で。12月17日までやっています。

お土産は、ポストカード5枚と、自宅のお土産にマシュマロを買った。でも、キャラ仕様なので、怖い絵マシュマロではない(笑)。怖い絵マシュマロも作ってほしかった。

夢魔のTシャツが恰好良かったのだが、3600円に躊躇して買えなかったなぁ。
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