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2017年10月15日16:45

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ロングアイランドでのロジャー・ウォーターズのライヴでピンク・フロイド・ナンバーをたっぷりと

東海岸旅行4日目の9/16
朝はおなじみの老舗のデリカテッセン、カーネギー・デリででも・・・・と思い7thアヴェニューを上がるがない!!!。
通り過ぎたか?と思いグーグルマップを見ながら行ってみるがあるべき場所にない!!
あわててググって調べると昨年暮をもって70年の歴史を閉じた・・・と書いてある。
いろいろ調べると表向きは店主が高齢となり朝早くから夜12時過ぎまでほぼ24時間365日働くのがキツくなったということになっているが、どうもテナント料が更新の時期に大幅にアップされて払いきれないというのが実情のようだ。
たしかにマンハッタン、ミッドタウンの一等地、まさにカーネギーホールの通り挟んで向かいにあるのだからわからんでもないが・・・・こうやって老舗は消えて行くのね。
あそこのパストラミとピクルスはものすごく絶品だっただけに残念。
ラスヴェガスなどの支店は変わらずに続けるようだが、あの味をヴェガスで食べてもねぇ・・・
そんなわけで近くのカフェでクロックムッシュを食べて間に合わすが、ちょっと大味で辟易しました。
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そんなニューヨークの土地事情ゆえにいま飲食業界のホットな店というのはブルックリンやクイーンズなどに移って来ているとのこと。
そんなわけでお昼はクイーンズにあるイタリアン、Trattoria L'incontroへ。
地下鉄でクイーンズの先まで行く。
ここまでくると地下鉄は地上に出ており映画「フレンチコネクション」のように高架線の上を走る。
ここまでくるとかなりローカル感がたっぷりな町並みとなるが、そんななか一際ゴージャスな店構えの店でした。
ボイルしたはまぐりとトリュフがたっぷり入ったリゾットを楽しみました。
抜群にうまかったです。
ちなみにワインリストはタブレットであり、先日のヴェローナでの百科事典並みに分厚いワインリストとは違ってニューヨークっぽさがあります。(プロセッコを頼みました)
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食べ終わったらマンハッタンに戻り、アッパーウェストのジョン・レノンゆかりのダコタアパートを拝んでからその並びにあるワインショップ Acker Merrall & Conditにおじゃまする。
ここは1820年からやっている店のようで、ネットで初めて知ったのだが、レアワインの揃えも多いようだ。早速カリフォルニアの白でキスラーとオーベールをしっかり買って帰りました。
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夕刻になって3日連続マディソン・スクエア・ガーデンの地下のペンステーションへ。
ここから近郊線LIRRでロングアイランドへ。
40分ほど乗ってHempstead駅にたどり着く。
この日のイヴェント会場は今回で3度目だが実はちょっと交通の便が悪いので苦手である。
駅に着いてから通常はバスで10分くらいの場所だが、そのバスが1時間に1本くらいでほとんど来ないげっそり
案の定駅に着いてバスの時刻表を見ると50分以上来ない・・・
しようもないのでタクるしかないのだが、そのタクシーもなかなか来ない。
どうにかこうにかタクシーみつけて、同じ会場に向かうヨーロッパ系から来た人も同乗しなんとか会場にたどり着きましたわ。
(もっとも一番困るのはライヴの終了後なのだが・・・・それはまた後述にて)

さて今回の会場、ブルース・スプリングスティーンのライヴ以来8年ぶりなのですが、、一昨年に一度閉鎖取り壊し昨年リニューアルしたようで、1年経ってもまだ新しさが充分残っていました。

Roger Waters "Us + Them" North American tour @ ナッソー・ヴェテラン・メモリアル・コロシアム

今年の5月から始まったピンク・フロイドの頭脳、ロジャーのツアー。
メルボルンでの"The Wall Live"以来5年ぶりのロジャーである。
ちなみに今回この会場でのライヴを選んだのはフロイド時代に"The Wall Live"を開いた4箇所のうちの一つだからである。(ほかはLAのスポーツアリーナ、ドルトムントのヴェストファーレン・ハーレン、ロンドンのアールズコート)

基本の構成は昨年の南カリフォルニアでの"Desert Trip"とメキシコ・シティでのライヴと同じようで、一部今年25年ぶりに発表したアルバム"Is This the Life We Really Want?"の曲も披露している。

新アルバムは前の「死滅遊戯」に比べるとやや内省的な印象だが、ライヴとなるとなかなか聞き応えのあるものにこなれてきていた。
でもやっぱり見物衆のお目当はフロイド・クラシックであり、当然今回もアルバム「狂気」「炎」「アニマルズ」「ザ・ウォール」からふんだんに採り上げられている。
「狂気」にいたってはインストナンバーである「走り回って」と「望みの色を」以外は全曲演られてまんぞくまんぞくである。

会場にはフロイド関連のライヴではおなじみな後方にもPAシステムか左右に設置してあり、多重音響の他に音がぐるぐるまわるのが立体的に体験できる。

映像効果、演出はかなりてんこ盛りな内容でうれしくなりました。
"Another Brick in the Wall Part 2"では"The Wall Live"のときと同様におそらく現地調達の"RESIST"と書かれたTシャツを着た子供たちが大合唱
休憩後にアリーナの真ん中に後方に向かって巨大なスクリーンがおろされ「アニマルズ」のジャケのロンドン・バターシー発電所などの映像が流されたり、
"Pigs"ではトランプ大統領を罵倒するような映像が多く流されたり、トランプの発言がでかでかと字幕に映されたり、トランプの顔写真を横に貼り付けた巨大な黒い豚の風船がドローンで飛んだりしました。
圧巻だったのは終盤は「狂人は心に」と「狂気日食」のメドレーで舞台と4重音響用の後方PAからアリーナ上空にレーザーで四角錐をつくり間を七色のレーザーも走りアルバム「狂気」のジャケのプリズムを立体的に再現しました。
(もっともアリーナ席でその四角錐のなかだったので全体像がわかりにくかったですが)

〆の曲は2年前にドイツで観たフロイドのギタリスト、デイヴ・ギルモアのライヴと同じく"Comfortably Numb"
キース・エマーソン・バンドにいたデイヴ・キルミンスターのギター・ソロが印象的でしたわ。(ロジャーは彼を"Demonish Guitar"と言ってましたが・・・)

たっぷりのフロイド・ナンバーの数々にものすごく満足なライヴでしたが、唯一気に入らないのは今回ワシがもっとも好きなフロイド・ナンバー「狂ったダイアモンド」を演らなかったことだけ。
まぁ20分以上かかる曲とはいえ昨年の"Desert Trip"やメキシコでは演っただけに絶対納得いかないわ〜



Live8でのフロイドの再結成。この曲は名曲ですな



<Act 1>
Intro: Speak to Me
1. Breathe
2. One of These Days
3. Time
4. Breathe (Reprise)
5. The Great Gig in the Sky
6. Welcome to the Machine
7. When We Were Young
8. Déjà Vu
9. The Last Refugee
10. Picture That
11. Wish You Were Here
12. The Happiest Days of Our Lives
13. Another Brick in the Wall Part 2
14. Another Brick in the Wall Part 3

---Intermission for 20min---
<Act 2>
15. Dogs
16. Pigs (Three Different Ones)
17. Money
18. Us and Them
19. Smell the Roses
20. Brain Damage
21. Eclipse

---Encore---
22. Vera
23. Bring the Boys Back Home
24. Comfortably Numb

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終わったのは夜の11時過ぎ。
当然バスなどはなくみな駅までのタクシーをつかまえようと必死。
Uberでも使おうか・・・と思っていたら運良くワゴンタクシーが一人なら乗れるよ・・・と拾ってくれました。
で駅に着くと24時間やっているとはいえ深夜なので1時間に1本のダイヤ。
マンハッタンに着いたのは夜中の1時すぎ。
またもヒルトン前のベンダー、ハラル・ケバブ屋で夕飯を頼んじゃいました。
ホテルに帰ると翌日の帰国便、日本の台風の影響で7時間以上遅延との連絡やれやれ。
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