対立が決定的になったのは、小池百合子氏の方から音喜多駿氏に対し、衆院選出場の要請をした事に起因すると思われる。
音喜多氏にしても ······ 将来は国政に打って出て、叶うなら総理大臣を目指したいという想いがあったため、迷いはしたものの、今国政に進出したとしても、力不足で返って政治家としての寿命を縮めることになりかねない。それに現在のキャリアで都議の立場を投げ出すのは、無責任なイメージを有権者に植え付けてしまうことになりかねず、将来的には不利に働く恐れもある。今はまだ都議の仕事に専念して、政治家としての実力を養うべき時期だ ······ と、そう考えたのではないだろうか。そのため、小池氏の要請を拒否したものだと思われるのだ。
音喜多氏は更に当の小池氏に対しても、国政に進出せず、都政に専念するよう要求する。
音喜多氏等を、所詮、自分の手足としか思っておらず、まさか自分から出した衆院選出場の要請を断わってくるとは思ってもいなかった小池氏は驚き、ここから逆に、音喜多氏の言動を強く警戒し、その動きを封じ込めようと圧力を掛け始める。
どうやらこれらのことが、今回のゴタゴタの切っ掛けになったように思える。
テリー伊藤の言う「(音喜多氏は) 小池さんの本質が見えていなかったのではないか」というのは一理あるかも知れない。というか、想像以上の狸であったということだろう。
眞鍋かをりの言う「小池さんは最初から音喜多さんのことなんて…失礼ですけど…視界に入っていなかっただけ。音喜多氏だけが “もっと一緒にやっていきたい”､ “もっとこっちを見て欲しい”と期待していただけではないか」というのは如何にも女性らしい発言ではあるが、現実は少し違うだろう。
政治の世界は本質的に極めてドライである。出処進退に情動を差し挟む者はそもそも政治家には向かず、有権者にとってもただ迷惑になるだけだ。今井絵理子と橋本健市元神戸市議のような与太、痴れ者の類いは、そう滅多に居るものではない。
小池氏はあくまで、音喜多氏を自分のための道具として活用しようと思っていた。同様に音喜多氏の方も、小池氏の利用価値を測っていた。そして、終に見切ったのは音喜多氏の側だったということだ。
最終的には�犖澆い�その利用価値を失った�瓩箸いΔ海箸某圓�る。
眞鍋かをり、都民ファースト離党の都議に痛烈「小池さんは最初から、音喜多さんのことなんて」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=4800953
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