mixiユーザー(id:25351452)

2017年10月06日20:28

129 view

3年ぶりの松本詣ででマエストロ小澤と内田光子の共演を堪能した

トム・ペティが亡くなった。
9月に自身のバンド、ハートブレイカーズとの40周年記念ツアーを終えてまもなくの突然の心肺停止だったのだそうな。
大昔にボブ・ディランとともに武道館ライヴを演ったのを観た時のみだが、それから一度も来日せず30年経っている。
(よ〜く考えて見ると覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズの五人のメンバーで生き残っているのはディランとELOのジェフ・リンだけになってしまいましたな)
結構洋楽では日本ではあまり来日ぜす知られていないが、向こうでは絶大な人気をもっているミュージシャンは実は多い。(特にアメリカ)
ボブ・シーガー、ジョン・メレンキャンプ、フリートウッド・マック、スティーヴ・ミラーなどなど。(ブルース・スプリングスティーンやパール・ジャムもなかなか来日しない)
そんなミュージシャンも知らない間にやはりどんどんといなくなっていく。
一度くらいは拝んでおきたいものだ。
何はともあれ合掌。

9/10の日曜は3年ぶりに朝から松本詣でに出かける。
お目当はもちろんサイトウキネンオーケストラである。
小澤さんが元気だった頃は毎年出向いていたし、前日に前乗りし浅間・美ヶ原などの温泉宿に一泊のんびりしてから・・・というのが恒例だったが最近は日帰りが多くなっちゃいましたな。
それでも存分に松本を楽しんでいます。
フォト

まずは開運堂のロボットが作るソフトクリーム。
この日はラズベリーでしたわ。
そんなにくどくもなくしっかり涼をとれました。
フォト

信州といえばやはり蕎麦。
以前は市民芸術館のうらにあったそば処 浅田をひいきにしていましたが、
知らない間に日曜が休日となっていたげっそり
そんなわけでネットで探して今回は松本城近くの野麦さんにおじゃましました。
開店30分前に出向くもすでに列が・・・
それでもどうにかこうにか入れました。
基本もりとかけしかないこだわりですが、
すがすがしいお蕎麦でした。
昼から日本酒傾けながらいいこころ持ちでしたわ〜
フォト

フォト

フォト


そのあと信州大の付属病院のわきをまわりながら会場のキッセイ文化ホールまで出向く。
思った以上に距離はあり40分くらい歩かされ喉カラカラとなりましたが、
サイトウキネンでおなじみなロビーの長野ワインのふるまい酒でうるおせましたわ。
フォト

セイジオザワ松本フェスティバル
小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラ @ キッセイ文化ホール

今年の秋のクラシック関連の出だし。
ちなみに3年前はサイトウキネンフェスティバルだったのにいつのまにやら音楽祭の名称が変わっていましたわ。
(前回はFルイジ指揮のヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」を観ました)

小澤さんはフルコンサートをやる持久力はないので、前半は弦楽器中心のグリーグの組曲と、管楽器中心の Rシュトラウスの組曲
どちらもお初であり、ちょっとなじみにくい曲でした。

何と言っても今年ののお目当はマエストロ小澤と内田光子とのベートーヴェンですな。
12年前に初めて松本に来た時も小澤さんと内田さんのベートーヴェンのピアノ協奏曲5番「皇帝」。
そのときも爽快なピアノ協でしたが、今回のピアノ協3番も丁寧で音の密度がギュッとつまった小澤さんの指揮と内田さんの凛としたピアノがやはり心地よかったです。
短いながらもいまでもこの二人はお年はとられても日本人の中ではゆるがないトップということをしめしたステージでしたわ。

むかしにやったマエストロと内田さんのベートーヴェン・ピアノ協3番



グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」Op.40
R.シュトラウス:13管楽器のための組曲 変ロ長調 Op.4
---Intermission---
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤 征爾(ベートーヴェン)
ピアノ:内田 光子

フォト

フォト

フォト

フォト

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する