ワシ今朝は起きるとすぐに新崎川に鮎を見に行ってきたんじゃよ
昨日同様に 鮎は ほとんど全部 下流の河口付近まで下ってしまっていて
中流部分に見ることはなかった
下流部にはまだ泳いでいる鮎もいたが
8割は昨夜 産卵と受精を済ませて 海に下って行ったように思う・・・
ワシの抱いていたイメージでは
鮎も鮭のように産卵・受精を済ませたら
力尽きて 遺体となって 川を流されていくのだろうと思っていたんじゃが
そうではないようなんじゃ・・・
河口を探しても 海を探しても 鮎の死骸など一匹もなかったんじゃよ
ワシが今日抱いた印象は・・・
なるほど鮎たちは住む場所を川から海に変えたんじゃなぁ〜というもの
鮎は川でも海でも生きられる力を持っているんじゃ
汽水域の川で暮らして居る鮎もいるんじゃ
これから季節は寒くなって川の水温は低くなるので
冬でも暖かい海に住む場所を変えたのではないかという憶測をもったんじゃ・・
一年を通して新崎川の水温を測ってきたワシの推測からすると
その生息できる適温は16℃〜25℃ぐらいではないだろうか
それ以上の水温になる川には住むこともできないんじゃなかろうか・・・
ワシは今シーズンは 春に川を遡上してきた頃より
今頃までずっと鮎を観察してきたが
この生物は体の大きさの個体差が大きすぎると思うんじゃ
23〜24cmぐらいのものから5〜7cmぐらいのものまで居るんじゃ
春はどれも小さかったけれど
大きくなってきた者と
大きくならなかった者があるんじゃ
でも泳ぎ方を見ていたらまさしく鮎なんじゃ
鳥でも 昆虫でも 種によって大きさはある程度決まっていて
ふつうのスズメの3倍の大きさのスズメはいない。
それは昆虫にしてもそうじゃろう・・・
大仁の鮎料理を出すお店の壁には
狩野川で取れた鮎の魚拓が飾ってあったけど
大きいものは32cmもあったんじゃよ〜
この大きさになるには少なくとも3年以上かかったのではないだろうか
鮎は一年しか生きられない年魚だというのは本当だろうか?
突然変異的例外で 2年生きられるもの もしくは3年生きられるものが居る
可能性が考えられるような気がするんじゃ・・・
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