観て来ましたわ、ダンケルク。
もうね、とにかく圧倒的。
冒頭から最後まで、本当に緊張感が半端じゃない。
視点と時系列が交錯するから、多分というか、きっと一回観ただけでは理解しきれてないはず。
いわゆる「戦争映画」ではないね、これは。
もちろん戦争の史実を扱ってはいるんだけどね。
主人公がいるわけでもないし、敵を圧倒する場面なんか全く無い。
というか、ドイツ軍は飛行機以外出てこない。
ノーラン監督、徹底的に削る作業をして突き詰めてる。
海岸線に追い詰められた兵士の1週間。
彼らを救出しべく、イギリスから対岸を目指すプレジャーボートの1日。
撤退を支援すべく出撃するイギリス空軍機の1時間。
それぞれの視点が絡み合って、最後に方になってようやく「そういうことか!」と腑に落ちる感覚。
エンドロールが流れた時には、本当にグッタリしてました。
全く、またとんでもない映像作品を生み出したもんだ、ノーラン監督。
ログインしてコメントを確認・投稿する