台風一過、晴れ、のち曇りといったところだろうか。
前後するが、接近の伴い気になったのは朝顔のことだった。支柱は紐がわりのケーブルで結び付け、一部を撤去した。壁際では1輪しか咲いていなかったのが、4輪、そして10輪も花開いたのだ。危険を察知して大急ぎで美しさを誇示しようとしたのだろう。古代の日本人は、花にも魂があり人間の思考を予知できる、と考えていたらしい。そんな文章をいつか読んだことがあるのだ。
とにかく、近畿では大きな被害もなく通過して行ってくれた。朝顔は翌日また1つ咲き、次の日も10個ほどが美の競演をしていた。
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