「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督が「ピアニスト」のイザベル・ユペールを主演に迎え、「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」の原作者フィリップ・ディジャンの小説「oh...」を実写映画化したエロティックサスペンス。ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る。第74回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞と最優秀外国語映画賞を受賞し、第89回アカデミー賞でもイザベル・ユペールが主演女優賞にノミネートされた。(映画.comより)
イザベル・ユペール、結構好きなんです。昔からね。フランス女性にしか醸し出せないあの独特の色気。ベアトリス・ダルとかとまた違った魅力。なんとも言えないものがありますよね。日本人女性には、絶対にまねの出来ない魅力だと思います。もちろん、フランスの人たちは人たちで、「日本人には独特の雰囲気があるよね」な〜んて思っているのかもしれませんが。
さて、お話は上にある通りなんですが、私凡人過ぎて、実はよくわからなかったのです。前半はなんとなく理解していました。一人暮らしのユペールが、黒覆面の男に襲われてレイプされる。でも、息子と会う約束だったので、きちんと片付けて何もなかったような顔で息子と食事。息子はどうやらあんまり賢くない男みたい・・・そんな感じで始まって、その後もユペールはストーカーまがいのメールを受け取ったり、身近な人しか知り得ないことを書かれたりして、レイプ犯が近くにいることを感じます。ちなみに彼女は、元来作家で成功していますが、今はゲーム会社のceoをしています。お金はあるようですが、肝心の”ゲーム”や”プレーヤー”のことをあんまり理解していないようです。
彼女にはあるトラウマがあって、警察には届けず、自分で解決しようとしているようです。そんなぁ。女一人で?
今は離婚していてフリーなユペールは、性にも奔放です。この辺が本当に「ザ・フレンチ」な感じなんですが、このレイプ犯が案外あっさりわかるんです。で、その後の展開をきちんと理解できないと、楽しめないんですね。そこが私のような「ザ・凡人」には無理だったわけです。後から思えば、常識的な発想しか想起できない頭では、思い込みを思い込みだとも認識出来ないまま、彼女が何を思ってどうしたかったのか、だからどういう行動を取ったのか、で、結局どういう展開だったのか・・・すべてを理解できないまま映画が終わってしまい、「これでよかったのかな」「まぁでもよかったんだろうね」と考えていました。これだけ書いてもわからないだろうから書いてしまうけど、男性が「なぜ・・・」と言ったのも覚えてないし(多分どういう意味か理解できなかったから記憶に残らなかったんだろうね)、本当によくわからなかった。この映画に関してだけ言えば、ネタバレを読んでおくんだった。
とにかく、イザベル・ユペールなんだから、普通の映画ではないとわかっていたはずなのに、こんなことになってしまい、自分に幻滅です。はふー。ほんの少しでいいから、才能が欲しかった。
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