電車が火事の前に止まったのは、非常停止装置が押されて強制的に止まったからとか。
もちろん止めなければいけない事象の方が多いんでしょうが、
この事故は逆効果になってしまった。
東海道新幹線の車内で焼身自殺したあの事件の時は、
運転士の機転で、トンネル内に止めずに出たところで止めた。
もし強制停止になって、動き出すことも出来なかったら、
もっとひどい結果になったかもしれない。
この事故では死者こそ出なかったけど、
おそらく車両1両廃車でしょうね。
ニュースで聞いた話だと、停止後一度動かそうとしたみたいだけど、
それも上手くいかなかったのか、火の近くからは逃げられたのか。
いずれにしても、止めることが絶対安全という考えに対して、
必ずしもそうではないということが分かった事故でもあると思う。
最終的には、その場にいるプロが状況を把握して判断しないと、
被害を最小限に食い止められないということなのかな。
自動化技術では、そこが一番の課題なのかもしれませんね。
ところでこのボクシングジム、
20年くらい前に日本テレビの「追跡」という番組で出ていた気がする。
当時頻繁に走っていた、連接タイプのロマンスカーの車輪のリズムで、
ボクシングのパンチの練習をしていると言っていたところだと思う。
■小田急線で沿線火災、車両に一時燃え移る 乗客は避難
(朝日新聞デジタル - 09月10日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4759211
10日午後4時5分ごろ、東京都渋谷区代々木5丁目のボクシングジム付近から出火、3階建てビルの建物の1〜3階の約80平方メートルが延焼している。小田急電鉄は、現場脇の小田原線を走っていた新宿行きの列車(8両編成)を停車させ、乗客150人を避難させた。この車両にも一時火が燃え移り、屋根約15平方メートルが焼けた。東京消防庁によると、けが人などの情報はないという。
現場は小田原線の参宮橋―代々木八幡間の線路脇。小田急電鉄によると、現場に停車した車両から乗客を降ろし、参宮橋駅まで誘導した。
東京消防庁によると、車両に燃え移った火はまもなく消えたという。この影響で、午後5時15分現在、同線は新宿―経堂間で運転を見合わせている。
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