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2017年09月04日21:16

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いぶし銀のジャズ・プレイヤーに囲まれたJUJUのジャズ・ライヴは素晴らしかった

8/10の木曜は表参道まで。
この日はもともと整理番号は早い番号だったのだが、
仕事が立て込み結構開演ギリギリにすべりこみとなった。
ほぼ前の方の座席はすでにふさがりがちとなっていたため、
ブルーノートの2階にあるブースのようなところから見下ろすような形での参戦となった。
ここのブースに入るのは数年前にパット・メセニーとゲイリー・バートンの共演を観に行って以来ですが、当初前面にガラスが張ってあったような印象だったのですが、実はガラスはなくすかすかでした。
普段の肩と肩がすれ違うほどのキチキチな座席と違い、ちょっとゆったりとした雰囲気を味わえました。
もっとも通常の座席と違うのでオーダー聞きの店員がなかなか上がってこないのが玉にキズですな。

JUJU JAZZ LIVE 2017 @ ブルーノート東京

2,3年前にも聴いたJUJUのブルーノートでのライヴ。
前回はNY在住のトランペッター黒田卓也との共演だったが(秋のブルーノートフェスではこの共演での出演のよう)、今回は島健さんや山木秀夫、村田陽一などいぶし銀のジャズ・プレイヤーとの共演であるためこの日はちょっとワクワクしていました。

以前に黒田卓也との共演と違い今回はJUJU自体の曲は少なめであるものの、のっけからコルトレーン、ビル・エヴァンス、アントニオ・カルロス・ジョビン、ハンコックなどなどのスタンダードをたっぷり披露し、彼女のハスキーな声とバックのいぶし銀な演奏があいまってなかなかなステージでした。
個人的には"My Funny Valentine"が渋さをうまく出していてしびれましたな。

このライヴを聴いて思ったのはJUJUのような若手(?)のミュージシャンがジャズの素晴らしさをわかって、スタンダード・ナンバーを披露するということであり、その声の素晴らしさからいままでジャズに触れてこなかった世代にもその面白さを伝えるきっかけになるのでは・・・とも思えジャズの間口を広げるのに貢献しているなぁ・・・とも思えました。
温故知新の重要性を感じさせる一晩でした。





1. The Lady Is A Tramp
2. Someday My Prince Will Come
3. Corcovado
4. Fly Me To The Moon
5. My Funny Valentine
6. My Favorite Things
7. Quizas, Quizas, Quizas
8. Calling You
9. More Than You Know
10. Tell Me A Bedtime Story
---Encore---
11. ナツノハナ
12. It Don’t Mean A Thing

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