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2017年08月27日12:00

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キャベツの千切り食べ比べ

先日、三年ぶりにマイミクの mascaraさんが遊びに来てくれました。

私が、刃物研ぎにハマるきっかけは何を隠そう、mascaraさんの一言です。
mさん「最近、(シェルリード線の)SN比が劇的に上がった気がするんですけど何か替えたんですか?」
私「えっ、(線材はもちろん、ハンダも松ヤニも)何も替えていませんよ。」
mさん「そうですか?でも間違いなく良くなってますよ。」

しばらく考えてみました。
リード線を作る工程で、ハンダ付け部分のエナメル被覆をはがす作業があります。
そこで精密ナイフを使うのですが、その時、医療用のメスに替えたばかりだったのです。

今回、 mascaraさんを迎えるのに、何か面白いことを思いついたのは、キャベツの千切り食べ比べです。
(写真は後日とりました。)
比較対象は、キャベツを刻む包丁です。

どちらも、いつものように、中研ぎ、仕上げ、超仕上げ、鏡面仕上げの砥石で、入念に仕上げました。

まずは食べる前に、実際にキャベツで包丁の切れ味を試して頂きました。
まずは、普段常用している、関孫六 のオールステンレス、菜切り包丁、画像左
mさん「驚くほど気持ち良く切れますね。びっくりです。」
続いて、右側、「兼景」高級三徳包丁です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k268179673

私「孫六も驚くほど良く切れたと思うんですけど、こいつの切れ味は神がかってるんですよ。」
mさん「ウヒャッー、さっきのはサクッと小気味よく切れた感じですけど、こいつは、音もなくスッと滑るように刃が入り恐ろしいくらいですね。」

私「それではまさか、変わらないとは思いますが、両者でキャベツの千切り食べ比べてましょう。」

mascaraさんは生野菜にはほとんど調味料はかけません。ドレッシングはもちろん、マヨネーズはもっての他、
せいぜい、お塩をかける程度です。

まずは、孫六
mさん「シャキシャキしてとても美味しいです。このシャキシャキ感は滅多に食べられませんよ。」
続いて 、兼景
mさん「甘い!一口で違いがわかりますね。さっきのはお塩をかけてとても美味しかったのですが、こちらは、
お塩すら必要ないくらいキャベツの旨味、甘みを味わえます。」

とのことでした。

この日はその後、ここ数年の刃物研ぎによるシェルリード線の音質向上の成果をご試聴頂きました。

この件は、後日かけたらと思います。

キャベツの千切り食べ比べ、確かに違いますが、ドレッシング、マヨネーズ大好きの僕には、重要ではない気もしました。

そこでもう一人、近所のRちゃんにも、昨晩食べ比べて頂きました。
Rちゃんは、銀座にお勤めで、スコッチ、ブランデーの利き酒ブラインドテスト、銘柄○年を見事に当ててしまう特技の持ち主です。

早速何もかけずに口にすると、
Rちゃん「比べるとこっち(孫六)のは、しっとりしてて美味しい。こっち(兼景)はシャッキリ、甘くキャベツの味がより濃い。続いて(孫六)はポン酢で、(兼景)のはウスターソースで食べたい。」とのことでした。

二口目には「断然、こっち(兼景)がいい。」という結果となりました。


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