ボルゲーゼ美術館を午前10時半くらいに退出して、ボルゲーゼ公園を散策してみることにした。
そして、国立近代美術館に行った。
この美術館で観たものは、クリムトの「3つの世代」という絵があり、そのことは「地球の歩き方」にも書いてあったので、ぜひ観ようと思っていた。
クリムトの作品は、ウィーンで 多くの作品を観たが、ローマにもクリムトの作品が観られるというのは、ラッキーな気がした。
この美術館は、あまり人がいなくて、静かだった。
美術館の外観は いかにも外国の美術館だという感じがしたが、
内部は近代的な感じで、日本のどこかの美術館の中にいるような感じがした。
ゴッホやモネ「睡蓮」もあり、また現代アートもあったり、映像もトリエンナーレで観られるようなものも観た。
この近代美術館の階段には ライオンの彫刻があった。
クリムトの作品を1枚観ただけでも 行った甲斐があったと思った。
ゴッホの作品も こんな作品があったのね。と、思うもので、ラッキーな気がした。
モディリアーニやマグリットの作品もあった。
その後もずっと歩きっぱなしで、またこの近辺にはカフェがなく、お腹もすいてきた。
やっと1軒のカフェを見つけて、サンドイッチを食べた。
それからピンチョの丘を目指して歩いた。
その途中で 「MUSEO BILOTTI」というものを見つけ、入ってみることにした。
入口に3人の屈強な男がいて、「美術館なのか」を聞いたら、鞄をロッカーに入れるように言われて、ここではデジカメを持ち込んでみた。
ここの入場料は 自分の自由な値段らしく、適当にお金を入れた。
ここの展示物はデ・キリコの作品や 現代作家なのかのガラスの作品があり、展示物は少なかった。さっと見れば、10分くらいであった。
少し ここでは写真を撮った。
それから、ピンチョの丘に行き、見晴らしの良い場所だったので、それなりに人がいて、写真を撮る人々が見えた。
ピンチョの丘を降りたら、サンタ・マリア・デルポポロ広場であった。
そこまで来たら、急にお腹が痛くなった。
仕方がないので、その辺の美術館っぽい場所に行った。
10ユーロ払って、とにかく トイレを借りて、そこを観る事にした。
そこは、カラヴァッジオの作品のビデオを見せる所であった。
フィレンツェでも、こういうような所があったなあ。と、思いながら、カラヴァッジョの作品のビデオを
観た。
お腹もおさまり、少し 休憩もできた。
サンタ・マリア・デルポポロ教会に行き、カラヴァッジオ「聖パオロの改宗」「聖ピエトロの逆磔」を観た。
そこからは、地下鉄の駅が近くて 助かった。
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