mixiユーザー(id:39816565)

2017年08月10日07:18

59 view

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)(Feher Isten)


 ハンガリーの首都ブタペストを舞台に、雑種犬だけに重税を課す悪法によって飼い主の少女と引き離された犬ハーゲンと、人間に虐げられ保護施設に入れられた犬たちが起こす反乱を描いた異色ドラマ。雑種犬に重税が課されるようになった街。13歳の少女リリは、可愛がっていた愛犬ハーゲンを父親に捨てられてしまい、必死でハーゲンを探す。一方、安住の地を求めて街中をさまよっていたハーゲンは、やがて人間に虐げられてきた保護施設の犬たちを従え、人間たちに反乱を起こす。第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、同部門グランプリとパルムドッグ賞をダブル受賞した。(映画.comより)







 昔から「犬派」でした。今はマンション住まいなので犬はいませんが、実家にいる頃は切れることなく犬と過ごす人生でした。2匹いる時期も結構あって、毎日の散歩は別々に行くので常に2回。自分の運動にもなって、元気に過ごしていました。犬はなつくと従順だし誠実。賢いし、本当にかわいくて好きでした。犬の映画と見ると、片っ端から鑑賞したものです。それこそ邦画「マリリンに会いたい」に至るまで、劇場で(笑)。

さて、話がそれました。「ホワイト・ゴッド」です。「god」って逆さにすると「dog」だってことも関係しているのかしら、この邦題。主人公のリリは、な〜んか人生がうまくいかず、なんとなく疎外感を感じています。参加しているオーケストラのトランペットもうまくいかないし、いちいちいろんなことに腹が立ちます。両親はとっくに離婚していて、母は新しいパートナーと過ごしています。父は一人のようです。今日も、本当は母と過ごすはずだったのに、「どうしてもダメ」なことがあって急に父を呼び出したようで、迎えに来た父も不機嫌です。そんな父をパートナーと一緒に迎えて「じゃぁね、お願いね。きちんとね」なんて言うし。(余計なことですが、父親がとても年配だったので驚きました)

近未来のこの国では、雑種犬を飼うと税金を課せられます。そして、国って「払え」という時は調べも督促も素早いんですね。「支給する」って言うときは遅々として進まないくせに(あれ?舞台は日本だったかな)。で、そんなもの払いたくない父親は犬を橋の下に捨ててしまいます。少女は「必ず迎えに来るからね〜〜」と必死です。彼だけが友人であり、心の支えだったのですから。滅多に会わない父親となんかうまくいってるはずもなく、終始ふくれっ面。父親も気を遣っているのはよくわかるのですが、いかんせん突然会っても・・・って感じです。

一方、捨てられた犬ハーゲンは、浮浪者に拾われた後、闘犬を育てる男に見込まれ、買われていきます。そこで厳しく鍛えられ、顔つきまですっかり変わって凶暴な闘犬へと成長します。ただの飼い犬だったのに、これほど顔つきが変わるのか、と思うほどの変貌ぶり。いったいどんな手を使って撮影したのでしょうか。案外よく似た違う犬を使っているのでしょうか。ともかく、強固な意志を持ち、力に自信を持ったハーゲンは、鍛えてくれた男を襲い、脱走。街に溢れる野良犬たちのリーダーとなって人間たちに復讐すべく、徒党を組んで走り出します。それが上の写真です。怖いですね〜、驚きますね〜。実際、躊躇なく人を襲い、殺して行きます。

ハーゲンを探し回る少女リリは、どうなるのでしょうか。少しエグい場面が続いた後は、少女と犬の再会が描かれるのですが、この場面は微妙です。この先のことは見ている人にゆだねているのか・・・。犬と人間はどうなってゆくのか。ラストは暖かいのか怖いのか、よくわからない展開でした。私は、希望を持ちたいです。

3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年08月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る