mixiユーザー(id:14438782)

2017年08月01日23:57

26 view

発泡酒遍歴

 東海林さだおにならって酒は酔うための道具と割り切っているつもりでも、仕事が終わった後のビールはまた格別で、横浜に住んでいたころの真夏の自動車部品工場→ジムのサウナ→ビールの流れはいま思い出しても、人間が経験しうる肉体的快楽としてかなり上位に位置づけられるように思います。
 比較できないながら、覚醒剤がいくら気持ちいいといっても、これよりってことはない気がします。まあ、あちらについては、実は注射するだけという手軽さがキモなのでしょうけれども。

 そういうわけで、帰宅してお風呂から出て最初の一杯はビールというか、本物のビールは諸事情(※忖度とかしなくていいです)のため手が出せないので、発泡酒だか第三のビールとかはよくわかりませんけど、とにかく発泡酒だと思ってそこらへんを飲んでいます。
 ちなみに、東海林さだおはビールについて、喉の奥に塊のままガポッと投げ入れて口の中の脂を押し流すためのもので、それもおいしいのは最初の一杯だけという、なんだか示現流みたいなことを書いてますが、こちらについてはそこまで思いきれないので、最初の一口の後にちびちび飲んでしまっていたりもします。

フォト

 かつて定番だったのが、このイオングループのプライベートブランドと思しきBarrealです。大麦から作っているということなのですが、すっきりしたクリアな飲み口で、500mlのロング缶が6本パックで当時は税込み695円でしたか。1本あたり約116円とかでした。
 その後、まいばすけっとが内税方式から外税方式に変わったのですけど、単品ごとの計算なので外税方式の意味がよくわからないというか、値段の表記は同じなのに消費税分だけ値上げしたみたいになってましたが、これでも750円、1本あたり125円ですから、まだ安く買い続けていました。
 ちなみに、当初は低価格路線に寄せていたまいばすけっとですが、想定以上に好評だったのでこのどさくさに値上げしたんだろうなと思うのですけど、手軽さとそこそこの品ぞろえという意味ではまだアドバンテージがあって、今でもけっこう利用させてもらってます。
 収益を極大化させようとすること自体は別に悪いとは思えませんよってなあ。

 とはいえ、最近は6本パック自体がなくなってしまい、単品でも買えるのですけど、これだと価格的に大手メーカーの発泡酒とほとんど変わらなくなります。

フォト

 そこで、まだ6本パックの残っている同じくBarrealの糖分50%カットを飲んでみましたが、オリジナルが小気味よい断定口調の明晰さを特徴とするならば、糖分50%カット版は「糖分を半分にしておいて、それで他はなにもかも同じというわけにはいきませんよ、どこがどうとも言えませんけど」的語尾を濁したような独特の後味を引きずる感じがあり、私としてはなじめませんでした。

フォト

 そんな時にマルエツで見つけたのがこの麦爽快です。これもここのプライベートブランド商品だと思います。同じぐらい安いし、缶のデザインもオリジナルのBarrealに似てるので、いけるやろと思って飲んだみたのですが、「どんなに頑張ってもかかったコスト以上の味にはなりませんよねえ、詳しくは言えませんけど」的、これまた語尾を濁したような後味ひっぱり感があって、満足できませんでした。

フォト

 そうなると、もう仕方がないのでメジャーが鎬を削る価格帯へと移行してきて、そうなるとよりどりみどり、いろいろ試してみればよさそうなものなのですが、ここで頭をもたげてくるのが「酔えればええやん」主義でして、さほど考えることもなくとりあえず度数の高いこの頂を飲んでみました。CMが物議を醸しだしたそうなのですが、残念ながらそちらは結局、見れずじまいでした。「AVみたい」とまで言われたそうで、そんなわけねえじゃんとしか思えないのですけど、実際、どうだったんでしょう。

 飲んでみて、特にひっかかりもないので、引き続き、買う場合はこちらを選んでいます。でも、Barrealが元に戻らないかなあ。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年08月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る