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2017年07月27日16:57

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長寿はいいことなのか?


 バイオリンに異音がする。この事実を確認したのは、7月10日ぐらいだったと思う。
 実は、その直前の土曜日とかに、異常に良く響く音があった。自分の耳が故障しているのかと心配したが、どうもそうした響きが出てしまう、というのとその後隙間ができてダメになってしまう、という話には関係があるのかもしれない。

 とにかく、仕方なしに夙川の〇タナベストリングスに楽器を持って行った。
 翌日、修理が完了し、その場では異音は消えていたが、翌日にはまた調子が悪い。
 また同じお店に持っていく。
 店主曰く 「一週間預からせて下さい」
 とのことで、代楽器を借りて修理を再びお願いした。
 先週の木曜ぐらいに楽器は出来上がって戻ってきて、その場は良かったのだが、すぐにまた異音が発生。一週間経った昨日には、紙が一枚入ってしまうぐらいの隙間ができていた。

 さすがに、二回修理をお願いして、ダメなのは。

 「技術力不足」

 そう判断されても文句は言えまい。
 困ったので、ちょっと遠いが、枚方に移転したクレモナ楽器に持っていくことにした。
 今朝は、2時間車を転がし、午前中のうちに楽器を持っていく。
 明日には出来上がるとのこと。
 まあ、普通は直ると思う。そんなに難しい事象ではなかろう。

 残念だが、関西には良い楽器職人がいなくなってしまったのは事実である。
 お金と時間があれば、柏のアントニオに持っていきたいところなのだが、何分にも遠い。往復すれば2万円以上交通費が掛かってしまうのも現実的には難しい問題。

 安く、手軽に上げようとするのが間違いなのか?
 どうしたらいいのか、ちょっと難しい問題だが、楽器を趣味にする人が、手軽な楽器で安価に楽しむスタイルであるなら、ガチンコの弦楽器職人には大した仕事が来ないのは社会的にも仕方なしというところ。どうしても東京周辺にいい職人が集まってしまう。

 日本は、「なんでも東京」 になってしまうのだろうか?
 憂慮する事態は、何十年も進行していて、いよいよ困った現実がボロボロ出てきている。


 さて、平均寿命が 「伸びるのが良い」 とは一概には言えないが、
 
 治療困難な病気による死亡
 不慮の事故による死亡

 といった、要因が解消された結果であるなら歓迎すべきことである。
 勿論、病気でも事故でもなく、命を落とす事象はほかにもある。殺人や自殺など。
 現代の日本では余り考えられないかもしれないが、戦死、なんかもそうであろう。

 しかし、そうした事象による死亡が減ったことが、長寿による介護の問題や、痴ほうによる徘徊問題など、様々な形で出現している。いつまでも健康ならば、そもそも命はどれだけ長くても人生を楽しめるのかもしれないが、そうではなくなった時、生きている方がつらい、という状況は本人だけでなく周囲にも発生する。

 また、折角健康な身体を持っていても、「人生を楽しめていない」人もいるのはそうなのである。
 どんな仕事でも、「楽しみながらできる」ということは結構大事なことである。他人からみれば、楽しそうに見えないような仕事であっても、本人は結構楽しくやっていたりするものだが、そうではない人もいる、というのは大きな問題だろう。
 何を楽しいと感じるかは主観的な問題なので、学校で将来の仕事をいかに楽しむか、みたいなことをもっと教えてみるのではないだろうか?

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■平均寿命、過去最高=男性80.98歳、女性87.14歳―世界2位・16年厚労省
(時事通信社 - 07月27日 15:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4688847

 厚生労働省は27日、2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳と発表した。前年からの伸びは男性0.23歳、女性0.15歳で、いずれも過去最高を更新。世界トップクラスの長寿国で、男女とも香港に次ぐ2位だった。

 厚労省の担当者は「がん、心疾患、脳血管疾患の三大死因の死亡率低下が、寿命の伸びに寄与している」と分析した。

 平均寿命は、その年に生まれた0歳の平均余命を示す。全年齢の死亡状況を集約しており、保健福祉水準の重要指標として用いられている。

 統計を取り始めた1947年は男性50.06歳、女性53.96歳だったが、医療技術の進歩や公衆衛生の向上などに伴い、右肩上がりで伸びた。今年4月公表の将来推計人口では、平均寿命のさらなる上昇が見込まれ、2065年に男性で84.95歳、女性で91.35歳に達する可能性が示された。

 16年生まれの人が65歳まで生存する割合は、男性で89.1%、女性で94.3%に微増。90歳までの生存率は、男性で4人に1人、女性で半数に達している。

 将来どの死因で亡くなるかを見た場合、いずれも「がん」の死亡割合(男性29.14%、女性20.35%)が最も高く、平均余命を男性で3.71歳、女性で2.91歳縮めている。他の死亡率は老衰を除き、男女とも「心疾患」「肺炎」「脳血管疾患」の順。大半は年々低下しているが、女性のがんは微増傾向にある。

 世界50カ国・地域で比較すると、日本は男女とも、トップの香港(男性81.32歳、女性87.34歳)の次だった。 
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