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2017年07月25日18:50

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日暮の鳴く夕暮れ


 今日は朝小雨だった。
 洗濯をして干しておいたのだが、夕方になっても乾いていない。
 こんな天気だし、当たり前か、とは思う。
 その夕方になって、秋の虫や日暮が鳴き始める。

 今年は、5月も雨が少なく、暑い日が続いた。梅雨も雨が少なかったが、数日間の猛暑が続いたので、今日のような天候になれば秋の虫たちが活動を始めるのも当然と言えばそうだろう。暦は既に土用に入っていて、今日はうし(丑)の日だから、世は鰻で語られる。同時に大阪では天神祭り。夏から秋に向けて急激に季節が移っている感覚がある。
 明日から本当に夏空が戻ってくるのだろうか?(疑問)


 国会の加計学園問題は、時間を浪費しているようにしか見えない。首相が一個人に便宜を図る、というのはちょっと考えにくい。現実にそんなことがあれば、首相が政治家として失脚するぐらいの話では済まない。答弁を聞いていて、野党側が追い詰めたい意図は分からぬでもないが、何かもっと大事なことを審議すべきではないのか?とさえ思う。
 野党側も、実際にこんな質疑だけで、自民党を追い詰められるとは思わないだろうが、それでも与党の支持率が低下したのは事実。政治家にスキャンダルは「付き物」といえばそうかもしれない。野党第一党であるはずの、民主党はそんなスキャンダルもなしに、単純に政党としての魅力がなく都議会選では惨敗して党存亡の危機。その失地回復を願って足元をすくおうとしているのかもしれないが、この程度のことで民意を民主党が得る、というのは到底程遠く、やっている議員の中には、早く地元に戻って選挙対策をやりたいとさえ思うのではなかろうか。逆に考えれば、「総選挙は遠のいた。」と思うかもしれないが、逆境の中で選挙をやって勝てば「禊が済んだ」とか思うような心理はあろう。首相がどんなタイミングで総選挙に踏み切るかは、こんな状況だからこそ想定すべきだとは思う。

 個人的には、加計の問題は「やっかみ」に思える。獣医学部の新設に何が問題なのか?国立大学ならともかく、私立大学に建学の意向を政府側が押し付ける方が非民主的だとさえ感じる。獣医になるには国家試験のパスが必要なのだから、それで十分だと思う。
 獣医師が既に十分すぎるという声は当然だろう。そんな職業は日本には五万とあって、どんな業界でも人が減ってくれれば願う一方で、人材不足も深刻なのは事実である。要は日本の教育全体が沈滞しているのだが、それは価値観が多様化して、個々人が人生を自由に考えるようになったことも大きな要因である。既得権益にしがみつこうとする人々は、そう言っていればよいが、確実に現憲法で解釈される「個人主体の人生」という価値観が戦後70年を経過してようやく意識されて認められるようになったとも思える。
 こうした価値観は、フランスやアメリカ合衆国では当然なのかもしれないが、世界の国の中でそんな自由が十分にある国が大勢派となっているとはいいがたい。日本では自由は建前でしかなく、社会主義・全体主義という根底的な思想が社会を席巻してきていたが、さすがに戦争を何十年も体験していない平和の中で全体主義がまかり通る社会ではなくなっている。
 種の存続みたいなことを考えれば、個人は社会に滅する、とか考えるのかもしれないが、地球さえ恒久的な存在ではないことを考えるなら、そう思うかどうか、はやはり個人にゆだねられるべきだろう。
 ただ、大学の学部新設に対して、文科省がいろいろ言うのは当然である。監督官庁なのだから。
 
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■加計認識時期「混同あった」 首相陳謝、過去の答弁修正
(朝日新聞デジタル - 07月25日 12:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4684946

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、安倍晋三首相は25日午前、参院予算委員会の閉会中審査で、1月20日の国家戦略特区認定まで同学園の計画は知らなかったとの認識を繰り返す一方で、「申請段階で承知をした」とした過去の答弁について「混同があった」と修正し陳謝した。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題については、首相は第三者による調査を否定した。

 首相が加計学園の獣医学部新設計画の申請を認識した時期は、首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議で獣医学部新設の議論が進んだ昨年後半に、首相と学園の加計孝太郎理事長が会食やゴルフを重ねていたことから焦点になっている。

 首相は24日の衆院予算委で「今年1月20日」と初めて明言。民進党の蓮舫氏は25日の参院予算委で「構造改革特区で申請されたことについては私は承知していた」(6月16日参院予算委)とする過去の首相答弁との矛盾を突いた。

 首相は「急な質問に対して、整理が不十分なままお答えした部分があった」と弁明しようとした。蓮舫氏から「文書で通告し、急な質問ではない」と指摘されると、「混同があったことは、おわびをしなければならない」と過去の答弁の方が誤っていたと釈明した。

 蓮舫氏は「国会を何だと思っていますか。整合性がとれなかった答弁を間違っていたと修正をしているとしか思えない」と疑問視。さらに「安倍首相は加計理事長が(愛媛県)今治市に獣医学部をつくりたいと考えていることをいつから知っていたのか」という質問主意書に、安倍内閣が4月28日に「2007年の愛媛県今治市からの提案説明資料に加計学園が候補となる者である旨記載されていた」とする答弁を閣議決定していたことを元に矛盾を問いただした。

 それでも首相は「2年前の11月から私が議長を務める特区諮問会議で議論が進む中、今治市が獣医学部を提案していることは知った」とする一方、「事業主体が誰かという点について、提案者である今治市からは説明がなく、加計学園の計画は承知をしていなかった」と主張。「1月20日の認可の際に事務方から事前に説明を受けた」という説明を続けた。

 こうした説明に対し、蓮舫氏は「もはや全く信頼できません」と批判した。
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