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2017年07月18日09:02

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流木による被害

九州北部の大雨による災害は、流木による被害が多いとニュースで報道していた。
30数年前のことだが、流木が原因で床下浸水の被害を被った記憶を思い出した。

当時は大分市の南部に住んでいました。
近くに乙津川という川がありました。
30数年前の夏、台風が来て雨と風の強い日でした。
家から2キロぐらいのところに、竹藪の中に大きな楠(くすのき)のある崖があり、
楠が風に煽られて竹藪ごとがけ崩れして、下にあったお家の風呂場が被害にあった。
夜の7時ごろでその家の高校生の娘さんが入浴中だったらしく、運悪く亡くなられた。
いつもなら大雨の時は、乙津川に流す支川の水門を閉めることになっていたらしいが、
がけ崩れの騒ぎで消防団は大忙しで、水門を閉めるのが遅くなったらしい。
水嵩が増えたので、水門を閉めにいったら、流木が挟まって完全に閉められなかったらしい。

そんな騒ぎがあったとは知らず、台風も去って雨も上がったので安心して寝ていた。
夜中に娘から、トイレの水が流れないと言って起こされた。
家の外を見ると、池の中に家が建っている状態でびっくり。
水位がじわじわと上がっていた。
あと10cm上がったら畳を上げようと準備していたが、5cmぐらいのところで止まり、
徐々に下がり始めた。
水が引くときはそのままにしておくと、泥が溜まってあとの掃除が大変だと聞いていたので、
夜中に庭に出て、箒で水をかき混ぜた。
おかげで泥も一緒に流れて、綺麗になったが、近所はその後、天気が良くなったらホコリが舞って困ったらしい。
車はシートまで漬かったが、エンジンは無事だった。
しかし、車内はその後しばらくは汚水の臭いが消えず、芳香剤でごまかした。
流木での思い出でした。
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