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2017年07月14日22:37

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これ、音楽の世界に限らず、食い物とか、こういった理由で距離を置くようになることはあるだろう。

■サカナクション山口 “売れたミュージシャンを嫌いになる理由”あれこれ
(TOKYO FM + - 07月14日 17:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=4668549
今まで好きで、応援していた贔屓のミュージシャンが売れたことで嫌いになる、あるいは、距離を置くようになる。ラジオ番組でサカナクションの山口一郎が様々なリスナーの投書に答えていますけど、記事を読んでいて、J-POPなど音楽の世界では“よくある話”だなと思いましたけど、音楽に限らずどんなものでもある話だなと感じましたね。
「私の応援しているバンドは、メジャーデビューしてからとても聞きやすくなりました。今もそのバンドが大好きですが、好きだった癖が薄くなる、大衆受けを狙った音楽ばかりになるのは、売れたら嫌いの理由のひとつになるかも」について、これ、例えば「バンド」を「食い物屋(和洋中、食事系、スイーツ系問わず)」に、「メジャーデビュー」を「マスメディアなどに取り上げられ」に置き換えても、同じことが言えるでしょう。同じ食材を同じ調味料で同じ料理人が作っていても、微妙に配合が違っていたり、仕込みなども含めての調理に要する時間、一回に作る量などが変わると味が微妙に変わって感じられ、「売れたら嫌い」になってしまう。そういうことと同じだと思いますね。
山口一郎はこれに対し、CM、ドラマなどのタイアップを狙うことや「音楽を届けていかなくてはならない」対象について「音楽がさほど好きではない人(自分から音楽を探そうとしない人)」へも対応する必要性に言及した上で、「300人〜500人キャパシティでライブをやっていた人たちと、2万〜3万人のキャパシティでライブをしている人たちは、やっぱり作る音楽が変わるようにどこに向けるかでサウンド構築が変わっていく」と答えていますが、提供(供給)する側の論理は共通していて、料理店の場合はキャパシティが変わらなくとも対応する体制などで影響が出ることもあるのではと思います。
さらに山口一郎が「メジャーデビューして感じたのは、プロデューサーがいるバンドが多い。サウンドアレンジを別の人がやって、それを自分たちの曲ですって出しているんだなって。その変化があるんだっていうのは感じますね。メンバーが1人増えるようなものじゃないですか。自分たちのカラーを、違う人が構築するわけだから。その変化を感じると、なんか冷めるなっていうのはちょっとありますよ。」と続けていますが、そのサウンドプロデューサーのカラーが出てしまうとそっちに呑み込まれ、てなこともあるでしょう。国鉄が分割民営化されて6つの旅客鉄道会社(プラスJR貨物)に代わってから30年が経過しましたが、ある駅の立ち食い蕎麦店がJR傘下の外食会社に経営主体が移行、または食材の供給元がその外食会社グループに代わることで、味も食材もまるっきり変わってしまったと感じました。
売れてメジャーになることで、新たなファンが増えるのは確かにあるでしょうし、それが大きな目的であるのも確かなこと。しかし、古くから贔屓にしていたファンを失うリスクもあるわけで、メジャーデビューしたミュージシャンというポジションに身を置きながら、こうした闘いに明け暮れた山口一郎の姿を、この記事に見る思いを感じました。
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