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2017年07月09日09:07

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和田征子さんのこと

和田さんは、私たちがアメリカに来た1978年頃にはすでにこの地にご主人様の駐在についていらしておられ、同じ教会に行かれていた先輩です。当時は、まだ日本からの駐在者も少なかった頃でしたので、サニーベイル隣組というグループも作ってくださり、いろいろなことを教えていただいたり、新生活の様々なサポートもしてくださっていました。

今に続いている新渡米者の支援グループのサフラン会を立ち上げたのもこの和田さんです。

その和田さんを最近ニュースで何度か見ることがありました。国連では、「核兵器禁止条約」が総会で通り、来年発効という喜ばしい画期的なニュースが伝わっていますが、それに先立ち先月は 日本からの被爆者の代表として国連本部に出かけて、核兵器の廃絶を求める訴えをされている映像でした。

和田さんは、1歳の時に長崎で被爆されたと聞いています。昨年の春には、当時の隣組メンバーで会った折にも、被爆者の方々が高齢化される中で、「若いからね、何でもしなくちゃ。」とおっしゃっていたのが印象的でした。私よりも数歳お年は上ですので、「若い」という年齢ではないと思いますが、被爆者の中では最も若い、ということなのでしょう。

それにしても、日本はこれに署名しないとのこと、唯一の被爆国でありながら、何ということ!と残念でなりません。いろいろな政治の駆け引きがあるのだとは思いますが、和田さんを始め、被爆者の方々の心境を思うにつけ、良かったと思う気持ちと同時に、「日本はどうなってしまったの?」と情けなく悔しい思いもふつふつと湧いてきてしまいます。

これからも、活動は続きますね。

http://www.univcoop.or.jp/70years/interview/interview09.html




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