アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921年3月11日 - 1992年7月5日)没。
(7月4日没の資料もあり)
アルゼンチンの作曲家、バンドネオン演奏家。タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を産み出した。
バンドネオンはアコーディオンとよく似た楽器。
アコーディオンとは異なり、鍵盤ではなくボタンで音程を決める。
哀愁溢れる音色と歯切れのよいスタッカートが特長で、タンゴには欠かすことができない楽器である。
基本的なバンドネオンは、蛇腹を押すときと引くときで別の音が出る。
また、音階配置がほぼ不規則といった独特の構造を持っていること。
発展途上で不足した音階を建て増してきたので「ドの隣はレ」という配列にはなっていない。
このため、バンドネオンは習得が非常に難しく「悪魔が発明した楽器」等とも呼ばれている。
1870年頃、ブエノスアイレスの場末のダンス音楽として生まれ、1920年頃から1950年頃には世界的に大流行したタンゴだが、その後のジャズを初めとする新しいダンス音楽に押されて次第に下火になってしまった。
そのタンゴを単なるダンス音楽としてでなく「聴くための音楽」として提唱したのがピアソラだった。時は1950年代の半ば…
一部の保守的なタンゴファンからは反感を買い、本国では余り評価されていないらしいが、世界中の音楽家や音楽ファンは彼の「聴くためのタンゴ」を支持したのであった。
で、本日のBGM
そう言ゃぁ、死んだお袋がタンゴとフォルクローレが大好きだった。
前世は南米か?
三男坊の誕生日。
敢えてバースデーケーキではなく、ホールから切り出して貰った三種類なんだって。
彼も22歳になった。
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