mixiユーザー(id:18648682)

2017年07月01日14:05

105 view

ビートは面白い

色んなヒトが色々言ってるんだけどね。

ビートって、Type-Rと同レベルで作られた極めてオーバークオリティな性能部品を、何故か微妙なパッケージで包んだあげくオープンカーに架装したっつー代物。
MTRECという多連スロットルの容量は700ccちょいというところで、そもそも吸気量は過多。
そのくせ短い排気レイアウトは干渉が大きく旨く機能していない。
そこに、おまけ程度に空いたサイドのインテーク。
頑張って専用レイアウトにしたボディではあるものの、バブル期なのにエアコンは後付だったり、無理矢理押し込んだラジエターは禁断の逆V字レイアウト。

とどめが古い幌。色々あって今の古風なカタチに決まったとされているが、過去はソフトトップケースのようなものがあって、S660のようなこぶがデザインとして決まっていたとか。

ま。
どうにか世に出て、未だにかなりの数が関東地方で実働してるってんだから当初の目標は達成されたクルマ、とは言えるかも知れない。

今自分の車の仕様としては、前述したとおり押し込まれた排気レイアウトを効率化して、そこそこ良い感じに仕立てたところ。

ただこの車、別段速いって訳じゃない。
ロールアウトした瞬間から改造車のようなクルマでありながら、市販車だったという制約があったり、実はチューニング車両と同等のメンテを強いられる部分に目をつぶられていたり。
無理なパッケージがたたって、様々な部分に負荷がかかることを知り、きっちりメンテナンスしてやらないといけなかったり。

改造車やその手のクルマとつきあってきたからまだ『純正で余裕』なんて思ってるけど、これ、普通の人には手に負えない気がする。
その癖普通の人が考えるチューニングなんかしようものならすぐパワーダウン。マフラーもエアクリも変えるには『その先』が重要。
基本ショップメイドのトータルバランスを狙うか、判ってて触らないと何をやっても駄目。

ま、なんつーか好きな人には堪らない素材ではある。
なんだろ。触るのが面白い。
ホント今までの車歴は、このクルマと出会うためだったと言っても過言じゃない。そのくらい、これは質面倒な市販車、いや、軽自動車だ。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する