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2017年06月23日15:22

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PDとPSJとP!

さてさて
三ヶ月に一度の
季節ごとのお楽しみZINE
「PAPERDRIVE」の最新号が
発行されましたよ〜

みなさまのおかげで
好評連載させてもらっております
オイラの自伝エッセイ
「詩人失格」掲載の第11号

すでにご覧になってくださった方は
ご存知のことかとおもいますが
紙面にて河野宏子編集長から発表がありました通り
PAPERDRIVEは9月下旬発行の次号を持ちまして
一旦休刊となります

これは
オイラのエッセイがどきつすぎて
各方面から苦情が相次いだため…
ではなくて!
(実際そういうこともあったかも知れませんが)
当初から通巻12号を目処に
スタートしたからだったのでした

この連載を通して
ずいぶんといろんな人に声を掛けてもらいました
たくさんの出会いに恵まれました

まだ次号があるので
あまり感傷には浸っていられませんが
これまで読んでくださったあなた
ほんとうにありがとうございます

あと一回
死ぬ気で書きます
はじめましてのあなたも
今号と併せて
どうかよろしくお願い申し上げます




◇配布中

ZINE「PAPERDRIVE #11」

詩人・ミュージシャンのエッセイと関西の詩のイベント情報ZINE
桑原滝弥・連載自伝エッセイ「詩人失格」掲載
https://twitter.com/PAPERDRIVEnews?lang=ja
※上記リンク先掲載の各所にて無料配布中。








ちなみに河野編集長には
PEPERDRIVE以外にも
いくつかのステキなヘン顔があるのですが
そのひとつが
下記のイベント主催者としての顔っ

こちらのイベントは
フライヤー等を見ると
”ポエトリーリーディング日本選手権大会”
と謳われているように
詩の朗読の競技大会になります

各地区大会を勝ち抜き
全国大会で優勝すると
なんと来年5月にフランス・パリにて開催予定の
「ポエトリースラムW杯2018年大会」への
日本代表としての出場権が与えられます!!!

なんだかすごそうな話ですが
(実際すごいんですが)
日本では過去に三回行われていて
オイラも観客として体験したことがあるのですが
お祭り的要素のある
とってもワクワクできる
楽しいイベントでした

詳しくは
下記概要、及び、リンク先を
ご参照いただけたらとおもいます

オイラは大阪大会MCとして
祭りの炎をアチチと盛り上げまする〜〜〜




「ポエトリースラムジャパン2017秋 大阪大会」

開催日:2017年7月30日(日)
開場13:00/開演13:30(18:00終演予定)

会場:十三シアターセブン
http://www.theater-seven.com/access.html

料金:1,000円+ワンドリンク代500円

MC:桑原滝弥

主催:河野宏子
問い合わせ:poetry.slam.japan.osaka@gmail.com

★おしゃべりしながら観たいあなたのための
「おしゃべり観覧ルーム」あります!
赤ちゃんや小さなお子さんがいっしょの方もウェルカム!
(授乳室等は用意がありませんが、
スタッフ一同で可能な限り対応させていただきます
主催・河野宏子ブログのDM等で、
お気軽にお問い合わせください)

主催・河野宏子ブログ
https://ameblo.jp/poetrymarking/
大阪大会公式Twitter
https://twitter.com/PSJosaka



〜ポエトリースラムジャパン2017秋 各大会〜

7/8(土) 東京大会A(PSJ × 胎動) @渋谷・R-Lounge 7F
7/30(日) 大阪大会 @十三・シアターセブン
8/5(土) 東京大会B @入谷・SOOO dramatic!
8/13(日) 名古屋大会 @吹上・鑪ら場
9/2(土) 東京大会C @新宿・芸能花伝舎B3スペース
11/4(土) 全国大会 @月島社会教育会館ホール

PSJ公式サイト
http://poetryslamjapan.com/








それにしても
このブログで
毎回いろんなお知らせや
報告をさせてもらいながら
フト考えることがあります

なんでオイラは
こんなにも詩にのめりこんでしまったのだろうか


その答えになっているかどうかはわかりませんが
先日こんなことがありました


オイラの都内でのイベントに
毎回足を運んでくれる
Aさんという71歳の男性がいるのですが
ここ半年ばかり
その姿をまったく見かけなくなったのです

元々身体の弱いところがある方でしたので
心配になり連絡を取ってみたところ
昨年12月に脳梗塞で倒れられて
現在は介護付き高齢者施設に
入所されていることがわかりました

そこで詩人仲間4,5人と連れ立って
お見舞いに行ってきました
後々施設の方に伺ってはっきりしたのですが
Aさんは認知症と高次脳機能障害を併発されているらしく
若干会話がおぼつかないところがありました
また足腰もかなり弱っているように感じられました

しかしAさんは突然
「わたし、詩の朗読をします」
と力強い声で立ち上がり
三編の自作詩を諳んじてくださいました
その姿は青年のようであり
朽ちてなおさまざま命を育む大木のようでもあり

Aさんと
それを見つめる我々の
垣根を越えた
わけのわからない幸福が
そこにはありました


この社会で詩を生業にしているオイラは
評価されてライヴや本を売らなければならない
スラムに出る人なら
負けないで勝ち進み世界一にならなければならない

いや、詩の世界に限らなくても
何かしらこの世に生を受けたなら
失敗しないで馬鹿にされないで成功したほうがいい
己の居場所をしっかりとつくって
だれかと幸せに暮らせたほうがいい

それはけっして間違っていないのでしょうが
だけどそれだけで
生きているわけではないともおもうのです

生まれて生きて死ぬまでに
意識できている時間なんて
ほんのわずか

詩を
書いて
詠んで
感じて

自分がなくなり
すべてが自分になっていき
自分と自分以外の境が取り払われていくとき

オイラはやっと
ここにいていいよ
そのままで
おめでとう
と何かに言ってもらえる気がするのです

つくる者だけでなく
受けとめる者もまた
詩人である

昔からそのような詩論がありますが
オイラはこの考え方が大好きです

今年もまもなく
下半期に突入しますが
いろんなところで
たくさんの
たったひとりの
詩人と出会えることを
楽しみにしております




かるがるしく詩人となのりなさい∞
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