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2017年06月20日07:17

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絵に描いたような「善い人」だった

その事実を聞かされた今でも…
 そんなハズはないでしょ〜が?
 またまたぁ〜、何かの間違いなんじゃない? 
…である。
正直、鵜呑みにできない。
もののつい、5月の大型連休中はお元気だったのに…。

私の日記に何度も記している、長野県の鹿教湯温泉。
その温泉の素晴らしい効能は勿論なのだが、この温泉地の魅力はソレだけではない。
Curry 好き、世界中の Curry を食したこの私が、胸を張って「唯一無二の天下一品」と称賛した「白扇」さんの Beef Curry がココにあった。
その「白扇」さんへ足を運ぶ度に、どんだけ称賛を繰り返したことか…。
しかも、この「白扇」さんはその極上 Curry だけで終わらない。
私がいつも「ママさん」と呼ぶ、生田千鶴子さんの素晴らしい「お人柄」に感銘させられるのも「毎度のこと」なのであった。

人を思いやる気持ち…。
彼女は常に「ソレが全て」だった。
常に弱い者の味方。
生活に困窮される方々、恵まれない環境の子供たちには「何でそこまで…」に手を差し伸べることを厭わない。
彼女のお店で提供される Curry の数々も、常に「食べる人の健康」が最優先だった。
…なのに、この私に「唯一無二の天下一品」と称させるほどに、あの Beef Curry は猛烈に美味かった! 
この私にココまで言わせる程に、猛烈に美味かったのだ。
加えて、ソレだけではない。
毎度のことなのだが、あの極上 Cutty をいただきながらの、ママさんとの会話がとにかく楽しかった。
コレこそ、私が鹿教湯温泉に足を運ぶ楽しみだったと言っても過言ではない。
だから、鹿教湯温泉に足を運んでみたらば「白扇さんはお休み?」だった日なんざぁ〜、もう Shock で気を失いそうになってしまう私である。

人を讃える言葉の中に「非の打ち所がない人」という表現があり、極めて稀にそういう方が存在する。
そう、極めて稀にだ。
白扇のママさんは、正にその類い稀な「非の打ち所がない人」だった。
私はそう断言する。
それはもう「絵に描いたような『善い人』だった」よ。
もうもう、本当に惚れ惚れさせられちゃう、何から何もが「善い人」だった。
だから私は「ママさん、愛してまぁ〜す」を何度も連呼したことか…。

春の大型連休を前に、体調不良で診察したらば胃癌が見つかる。
連休明けに闘病生活に入るも、ママさんは健気だったらしい。
癌と戦う。
そう強く宣言されたママさんだったが、今からおよそ1ヶ月前に、突然に危篤状態になってしまい、永眠されてしまった。
ママさんは「イザという時は、自分の体を検体にして…」と望んで入られたんだとか…。
もう「どこまでこの人は…」である。

ママさん、ありがとう。
もう本当に、絵に描いたような「善い人」だった。
そして、こんな「素晴らしい人」と巡り会えた自分を幸せに思うよ。
生田千鶴子さん、どうぞ安らかに…。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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