ベクレル、シーベルト、グレイは

数値を言われても何がなんだか解らないので調べてみた。
・ベクレル(Bq) --放射性物質が放射能を出す能力（放射能の強さ）を表す単位
・シーベルト(Sv) --放射能を受けた時の人体への影響を表す単位
・グレイ(Gy) --放射能のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを表す単位

１シーベルト(Sv)＝1,000ミリシーベルト(mSv)
１ミリシーベルト＝1,000マイクロミリシーベルト(uSv)
成人の平均被曝量（１年間）自然放射線量2.1ミリシーベルト
（大地0.33、宇宙0.3、食品0.99、呼吸0.48）

成人の平均被曝量（１年間）人工放射線量（診断分野）3.9mSv
歯科撮影0.01、胸のX線撮影0.06、胃のX線撮影3.0、CT検査2,4-12.9

・東海村JCO臨界事故で被爆した作業員Aは、16 - 20グレイ（推定16 - 20シーベルト以上）の被曝し、新しい細胞が生成できない状態になり、治療のかいなく83日後に死亡。
・作業員Bは、6.0 - 10グレイ（推定6 - 10シーベルト）被爆し、染色体破壊され、211日後に死亡。
・作業員Cは、1 - 4.5グレイ（推定1 - 4.5シーベルト）被曝したが骨髄移植を受け回復し、５０日後に退院した。

今回の事故は体内に放射能物質があるので体内被爆し続け、徐々に体が蝕まれていくだけに留まらず、外部にいる人に被爆させてしまわないよう完全隔離され、死ぬまで放置されることになるのかも。



■作業員４人の肺から放射性物質検出　原子力機構が発表
(朝日新聞デジタル - 06月07日 18:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4609741