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2017年06月07日11:12

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11連敗 5位転落 最下位とのゲーム差 2.5


 この調子で、最下位に転落して、どん底をはいつくばってほしい。
 ヤクルトの奮起を期待する。

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■巨人OB鈴木尚広氏が11連敗に緊急提言「アクションを起こせ!」
(THE PAGE - 06月07日 08:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4608748

エースの菅野智之を立てても勝てなかった。巨人が6日の西武戦で42年ぶりとなる球団ワーストの11連敗を喫した。1軍昇格、即1番でのスタメン出場となった陽岱鋼の3回の2点タイムリーなどで先手を取ったが、菅野が踏ん張れず、6回に栗山巧の一発など3本の長短打を浴びて3点を失って同点とされた。7回に桜井俊貴、西村健太郎のリレーが失敗して勝ち越し点を奪われ逆転負けを喫した。最下位に沈んだ1975年の第一次長嶋政権で記録して以来となる屈辱の11連敗。巨人は、連敗を脱出するためにどうすればいいのだろうか。

 去年オフに引退した元巨人の“走のスペシャリスト”鈴木尚広氏は緊急提言をする。

「連敗するとチームに負の連鎖が生まれる。ああ、きょうも負けるのかと、どこかで一人が思うとチームに伝わってしまって、モチベーションが下がる。下を向き、口数も少なくなる。練習では明るく振る舞っていてもついつい陰になる。追い込まれ、負けられないというプレッシャーから、とんでもないミスを犯してしまうものだ。
 流れを取り戻す方法に明確な答えはない。しかし、勝負には待ったがないのだ。やるべきことをやり続けること。奮起、発奮。静かにやっていれば静かに終わってしまう。もがいてアクションを起こせと言いたい。もしかしたら流れが変わるかもしれない。そういう姿勢をファンの方々は見ているのだ。人生はうまくいくことばかりじゃないが、それをはねのける姿勢を選手は見せなければならない。私は苦しいときこそ笑っていた。人のいないところで笑っていた。ネガティブなことはしない。ダメだとも口にしないことだ」

 鈴木氏も現役時代の2006年に10連敗を経験した。原辰徳監督が復帰して1年目のシーズン。開幕ダッシュに成功して貯金「12」もあったが、高橋由監督、阿部慎之助、小久保裕紀らが故障離脱したことから戦力がダウン、今年と同じく交流戦から連敗がスタートした。

「交流戦からズルズルと落ちて立て直しができなかった。まだ当時の打線の方が今よりも良かったが、投打のバランスの悪さは似ている。今は打線の不振だけでなく中継ぎのコマも足りない。それでも当時、連敗中に原監督は、前向きなことし言わなかった。とことん沈む経験をして、弱いな、これが自分たちの実力なんだと、という現状を身を持って感じて受け止めた。己を知るということが大事だった。
 現状を突きつけられ実力差を感じて自分たちに何が足りないかを知ると練習に身が入った。勝ちたいと思った。それが2007年、2008年の連覇につながった。これくらいの連敗をしないとわからないこともある。僕らも、それを経験して次に生かした。自分たちが弱いということから目をそむけないことだ。何が足りないか、どうすればチームに貢献できるか、もっと言えば、どうすれば巨人を変えられるか。それを真剣に考える選手がひとり、ふたり、3人と増えることが重要だと思う。決断力を身につけるいい機会かもしれない。批判を受け止めて突き進むしかない」

 鈴木氏が考える具体的なアクションのひとつがベンチの積極采配だ。

「巨人打線の問題点は、1、2番の出塁率の低さとスピードを使えないことだろう。2、3本ヒットが続かないと得点につながらない。バリエーションが足りない。ドン底の状況なので、こちらからアクションを起こす、動かす野球を仕掛けてもいいのではないか。リスクはあるが、例えばエンドランをどんどん使って、1、3塁という形を作りたい。同じことをしても前に進まない、何かを起こしてくことが重要だ」

 鈴木氏は、最下位に低迷していた中日に今季から守備走塁コーチとして就任した元オリックス監督の森脇浩司氏を取材した際「私たちは弱いから仕掛けないとダメなんだ。無謀な作戦になるかもしれないが、機動力を使って仕掛ければ相手にミスがでる」という話を聞いたという。中日に比べて走れる選手は限られているがその考えは今の巨人にも当てはまるのではないか、というのが鈴木氏の考えだ。

「例えば楽天の選手は1番から9番まで外国人選手であっても全力疾走している。常に次の塁を狙おうという意識、隙をつくんだという意識が見える。ウィーラーにしても積極的に走る。巨人がしていないわけではないが、チーム単位で徹底していくことが大事。それがボディブローとなって効いてくるのだ」

 明るい材料もある。陽岱鋼が加わったことで打線が少し活性化してきた。

 鈴木氏は「打線は固定して欲しい」という意見を持つ。

「1番陽、2番橋本、3番坂本、4番はマギーと好調の村田を交代してもいいだろうが、日替わりで打順が変わると、打席に入る前に考えることが増えてしまう。勇人(坂本)にしても、1番だと、出塁、相手に球数を投げさせることなど、その役割が増えてシンプルに打席に入れなかったのだろうと思う。連敗中に普段考えないことがさらに増えるのはマイナス。結果が出なくとも我慢することがプラスに転じると思う」

 横浜DeNAからFA移籍してきた山口俊も来週には1軍デビューが予定されている。FA組への期待は大きいが、そこには巨人が抱える矛盾、問題点も見え隠れしている。

「ケガをして出遅れた陽岱鋼、山口俊2の人は、チームに迷惑を感じて、心意気を持ってやってくる。チームに流れを呼びこむために新しい風を吹かせて欲しい。頼りきっても仕方ないが、浮上のきっかけになるかもしれない。だが、本来チームを変えるのは、そこではない。生え抜きの若手が出てこないことにはチームは変わらない。チームのピンチは若手にとってチャンス。11年前には、僕や脇谷亮太が1、2番で試された。ここでダメなら来年はない、という危機感を持ってプレーした。でも、今は、若手が、そのチャンスを生かしきれていない。そもそもチャンスを与えるべき若手が見当たらないのだ」

 鈴木氏が、足を使える選手として後継者に指名している2年目の重信慎之介にしても伸び悩んでいる。1日の楽天戦では9回の同点に追いつくチャンスに、二塁走者として長野久義のバントのミスで飛び出して憤死するミスを犯した。 

「1番から9番まで見ても。走れる選手が少なくなっている。西武や日ハム、広島、中日など他のチームと比べるとスピード感のある選手が圧倒的に少ない。足があるのに磨かない。もったいないとも思う。結果を気にしすぎているように見える。今こそスピードのある選手を育てないといけないと思う。確かにFAや外国人などの大型補強が、若手を育てることに影響を与えているのかもしれない。フロントが、しっかりとしたプランニングをする必要があるもので、ドラフト1位の吉川尚輝や足だけなら、僕が一緒に自主トレをしていた育成の高橋洸という選手もいる」

 単なる11連敗だけではなく、もっと根深い問題点が巨人にはある。3軍制を導入しているが、まだまだビジョンが見えてこない育成の問題だ。 

 高橋監督のベンチでの暗い表情もファンの間では批判の対象になっている。

 だが、鈴木氏は、「高橋監督は、去年に比べてハッキリと喜怒哀楽を出されている。僕は、感じているものをもっと出せばいいと思う。選手はベンチで監督の顔色を見ている。僕も若手の頃は、原監督と並ぶように座ってピンチやミスを起きたときの顔色を見ていた。表情が厳しくなると、気が引き締まった。怒りを表すことはいいと思う」と支持をする。

 11年前は7月1日の阪神戦で連敗を脱出した。

「今でもトンネルを脱出した試合は覚えている。二岡さんと、監督(高橋由)、イ・スンヨプが連続二塁打で得点を奪い、先発の上原さんから高橋尚さん、豊田さんとつないで踏ん張った」

 トンネルには必ず出口があるのだ。不名誉な球団ワースト新記録をストップさせるために、巨人は今日7日の西武戦の先発にトレード移籍組の新戦力、吉川光夫を先発に立てる。
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