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2017年06月07日08:05

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LOGAN ローガン(Logan)


  「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。(映画.comより)







「X-MEN」も、映画だけですが最初の作品から見てきました。もう、初期の頃の話を忘れるほどたくさんの作品を見て、どこでどうつながっているのか、誰と誰がどういう関係なのか、もはや把握できないほど、見てきてしまいました。そしてここに来てウルヴァリンが最後だというではありませんか。ヒューも17年もこの役をやっていたのですね。そんなに時が経っていたなんて、信じられません。そういえば、初めての単独映画では普通に女性と恋もしていましたね。親切にしてくれた老夫婦が無残に殺されたのが印象に残っていますが。

話は「X-MEN」の前作とつながっているのか、ミュータントは絶滅の危機にあります。ウルヴァリンも、特殊能力を失いつつあり、かのプロフェッサー・エグゼビアが認知症の老人のようになってます(いや、実際は認知症ではないだろうけれど)。なんということ!私のような、若くない人間は、あまりにリアルなこんな姿、実は見たくなかった・・・。だって、あの「X-MEN」たちなんだもの。こんな姿になっているのは見たくなかったかも。でも、そんななか、ウルヴァリンと同じ能力をもつ少女が現れ・・・。

ミュータントだろうと、人間だろうと、やっぱり子供は未来を託す宝物なのですね。ミュータントの未来を守るため、老いた二人のミュータントは命がけで少女を守ります。

ところでこの少女はどこから来たか。この辺は、人間の奢り、欲望を端的に表し、個人的には「私を離さないで」を連想しました。いくら技術が進歩したからって、何をやってもいいわけではありません。人間は、いつからこんなに謙虚さを失ってしまったのでしょうか。いや、本当は現実に起きているかもしれませんね。とにかく意のままにしようという人の欲望は尽きないですから。

チャールズ・エグゼビアとウルヴァリン(ローガン)は、本当に最後です。ヒューも公言していることなので、もうやらないでしょう。若い才能がいくつも現れた以上、「X-MEN」のシリーズは続くでしょう。でも、私たちの世代が慣れ親しんだ世代は終焉を迎え、見ている私たちと同じように世代交代してゆくのです。そんなことを思い知らされる作品でした。

重厚でよくできた作品です。「X-MEN」を見てきた人には、絶対におすすめです。

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