ケンケンちゃんのフリマ

昨日、娘とＦＡＮＢＩに買い物に行きました。
腕時計選びで大仕事を終えた娘さんと私は
その後、購買意欲が沸かないまま
ウロウロと歩き回り
大変ヘトヘトになりました
↓
2017年06月04日の日記
「腕時計のプレゼント選び」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960783326&owner_id=4792539&org_id=1960784429

なんだかテンションも下がって・・・
カフェでお茶したあとは、
もう帰ろう・・・ということになりました。

その帰り道、某ビルの前に
「地下でフリマやってます」との手書きのタテ看を発見。
なんだろう・・・ちょっと気になるぅ〜
怪訝そうな娘さんを説得し
ビルの地下に降りて行きました。
変な雰囲気なら、すぐにビルを出ればいいからね。

暗ーい地下に降りると
セレクトショップ風に
若者が好きそうな良さげな服などが
陳列されています。
お客さんはゼロ。
ちらっと見たら、素敵なリュックだけど
５０００円の値札も見えたので
激安のフリマって感じじゃないなと判断。
店内を一周したらすぐに出ようと思ったよ。

しかーし、店主の女性が
にこやかに流ちょうな日本語で話しかけてきたよ。
どうも中国籍の方のようです。
名前はケンケン。
彼女曰く「空き部屋を格安で借りて１年半フリマを
開いていたけれど、家主に出てけと言われて
本日でお店を閉めるの。
ここに来てくれて、本当にうれしい。
あなた可愛い（←娘に向かって）
安くするから見ていってね！！！」ですって。

陳列している服や小物に思い入れがあるみたいで
これは○×で○万円で買ったけど
１回しか着ていないの・・・など
一つ一つ説明を始めました。
とっても人懐っこい女性でしたが
私も娘も警戒心を持ちつつ話を聞いていたよ。

先の「5000円」と書いてあった
素敵なリュックに視線を移すと
「これ、千円でいいよーーー！」ですって。
たしかにかわいい
娘も気にいった様子。表情で分かります。
ＦＡＮＢＩでは娘のものは買ってあげなかったので
買ってあげようと決めました。

そのあと、娘さんがピピッと来たのが
ピンクのバッグ。
これもかわいいね。

すると彼女が
「実はこれ、ファスナーが壊れているの。
気に入ってくれたのなら、ただであげるわ！」ですって。
ありがたくいただくことにしました。

それから、かわいいブーツも発見。
買ったけど片方の指が当たって痛くて
結局一回も履いてないそうよ。
娘が試着したら、あらまぁピッタリ。
これは千円でどうぞ〜ですって。


店主のケンケンちゃん、
娘を大変気に入ったようで、
「かわいいあなた大好き」の連発。
ほめられて嬉しいけれど
なんだかくすぐったい・・・
警戒心を持ちつつ笑顔の私と娘・・・。

ちょうど娘が欲しかったジージャンもあったので
手に取ると、それはプレゼントします〜ですって。

アクセサリーも気に入ったものなら
持ってって〜！と言ってくれたので
娘さんはピアスや指輪を５点ほどいただきました。

私もスカートとブラウスをセレクト。
何点選んだか数えきれませんが
トータルで３０００円でいいよ〜ですって。


店主のケンケンちゃん。
本当に娘を気に入ったみたいで
ハグしたりしてますよ。
そして、写真撮っていい？と積極的。
最初は、ビックリして
「騙されて中国に売り飛ばされるのかしらん・・・」だなんて
信用できなかったのだけど
どうもそんなことはない様子。
本当に純粋に娘のことが気に入ったようですよ。

とっても若く見える彼女だけど
実は小学生の息子さんがいるんだって。
写真も見せてくれました。

「また遊びに来てね〜、
私このビルの上で働いているのよ。
来てくれたらランチおごるわ〜♪」と
とってもハイテンション

なんでこんな展開になるのか不思議でしたが
３人でハイポーズ


娘さんとケンケンちゃんは
インスタも交換しあって
繋がったようですよ。

ちょっと立ち寄ったフリマで
思いもかけないような展開になりました。
ああ、ビックリ

両手に持ちきれないくらいの買い物袋を下げた私たち。
ＦＡＮＢＩでの買い物疲れも
吹っ飛んで、足取り軽く帰宅しました。


そうそう、ファスナーの壊れたピンクのバッグですが
ネットで「ファスナー、故障」で調べました。
ふふふ、さすが、インターネットさまさま。
直し方の動画を発見
↓



両側がぱっくり状態のファスナーでしたが

ラジオペンチで締めたおかげで
修理完了
元通りになりました。


やったね！！！
娘さん、喜ぶだろうな