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2017年05月26日16:45

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宮沢りえのエキセントリックさに罵倒される芝居を観る

今週から始まるピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズの北米ツアーのゲネプロがようつべにアップされている。
https://www.youtube.com/watch?v=ZF2Zuo4vnGE
来月に25年ぶりの新アルバムを出すので、その新曲群とフロイドのクラシックという構成のようで、その新曲がどこまでなじめるかが鍵だと思う。
9月に観に行くのでその間にどこまでアンサンブルが練られているかも気になるところでもある。
(セトリ調べたら「狂ったダイアモンド」演らないみたい、ちょっと信じられない)

5/20の土曜は仕事が終わったら地元池袋に
駅近でぶらぶらしたのち地下通路を通って劇場へ。

クヒオ大佐の妻 @ 東京芸術劇場シアターウエスト

映画「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の監督吉田大八による作・演出で宮沢りえを主役に迎えた芝居。

実在した結婚詐欺師クヒオ大佐に妻がいた・・・という設定で描かれるもの。
映画「桐島・・」同様に観るものの心理の脇をえぐるような芝居でした。
導入部は父親がカメハメハ大王の末裔で母親がエリザベス女王の妹であるアメリカ空軍将校という設定(実は日本人)からしてどこまでも笑える内容ながら
終盤に戦後の日本人男性の劣等感をあおるような内容であり、
自分の弱さにごめんなさい〜とあやまりたくなる余韻というかトラウマを残しました。

主役であるりえちゃんは一見地味な役どころであるが、
実はかなりエキセントリックなキャラクターであり、
それゆえに終盤のたたみかけるような罵倒には凄さを感じました。
まさに日本最後のアングラ女優ですな。




作・演出:吉田大八

早川夏子    宮沢りえ
今井      岩井秀人
佐知江     川面千晶
シンイチ/河端 水澤紳吾
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