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2017年05月26日01:13

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上本 福留 キャンベル キャンベル 梅野



巨人 010 000 000 1
阪神 402 000 00x 6

 勝 メッセンジャー 6勝1敗0S  負 大竹 4勝3敗0S

昨日の鳥谷の顔面への死球によって、オーダーの変更。
サードにはキャンベルを先発メンバーに入れ、先頭バッターには糸井、
そして、三番に高山、五番に中谷を入れた。

糸井の先頭打者に関しては、ある意味理想的な打順だが、今のタイガースには三番を任せられるだけの選手がいない、というのが実情だろう。
三番打者には、チャンスでタイムリーが欲しいし、ランナーがいなければいきなり長打で福留に回すとか、結構打率も高くて長打力もあって、場合によっては盗塁も出来てなおチャンスにも強い、みたいな選手が欲しい。
今までならこのポジションに一番合致するのが糸井だったのだろう。
ただ、パンチ力もある糸井が先頭打者だと、相手に対する威圧感も大きい。
糸井の先頭打者での起用はどこかで行われる、という予想はあっても、問題はクリーンアップの三人が決まらない、という方だった。
原口か中谷が打ちまくって五番に定着できるなら良いのだが、現状まだそこまでは行ってない。
そして、鳥谷は三番に据える、というオーダーの組み方もあるのだ。
今年の鳥谷の打撃なら、それはどこかで実現するストーリーだったろう。
けれども、昨日の顔面負傷。痛いダメージである。

連敗中の阪神だったが、このオーダー変更がいきなり機能する。
先頭の糸井がヒットで出塁、続く上本の左中間タイムリーツーベースヒットで先制点。
高山進塁打のあと、福留の内野ゴロで二点目。
この内野ゴロを中井がエラーして福留は出塁。
五番中谷は倒れたものの、六番に入ったキャンベルが期待に応えるバックスクリーンへのツーランホームラン。
初回に4点先制となった。

三回、打順が二巡目に入っている。
ヒットで出塁した福留が、中谷の進塁打で二塁に進んでいて、
再びキャンベルがタイムリーで追加点。
この二打席連続のキャンベルの打点の意味はとても大きい。
鳥谷を先発メンバーから欠いたオーダーで、ある意味補欠メンバーのキャンベルが気を吐いて得点シーンを作る。
勿論、キャンベルには彼なりの気持ちがあるだろう。
日本に来て、期待されているはずなのに、守備位置のゴタゴタでサードは鳥谷に固まり、キャンベルはベンチを温める日々。
これを打開するためには、少ないチャンスでも絶大なアピールが必要。ここ何回かの出番ではその萌芽が見えていた。
そして、今日の打点で力を示したことになる。
勿論、守備面での課題は多かろうが、こうした活躍は、鳥谷が先発メンバーに戻った後でもファーストでの起用もあり得るイメージ。

さらに、北條が四球でつないで、梅野にもタイムリーが生まれる。
メッセンジャーが送りバントを決めて、二死三塁二塁という絶好の場面で、一番糸井に打順が回る。
下位打線でチャンスを作って、一番に打順が戻ってくる。こうしたケースはままあるわけだが、一番に勝負強い打者がいるのは心強い。
この勝負では、巨人大竹が攻めきれず四球。続く上本が倒れてさらなる追加点にはならなかった。
大竹はここでノックアウトの形。


以下、阪神はメッセンジャー マテオの投手リレー。
巨人は 大竹 池田 桜井 とつないでくる。
4回以降、両チーム得点は入らずだったが、序盤でほぼゲームを決めてしまった阪神の快勝。
127球を投じたメッセンジャーは素晴らしい内容だったと思う。
国内FA権を取得するメッセンジャーが外国人枠でなくなるので、チーム編成的には、ホームランを量産できる一塁手が欲しい所だろう。
二安打したキャンベルがこれから日本の投手を打ち込めるようになれば一塁のポジションを取れる可能性もあるが、
個人的には原口が打力をより向上させて一塁のレギュラーで定着する方を期待したい。
福留に年齢的な限界もあるから、中谷はどちらかと言えば外野手での飛躍が期待される。

あと、まだまだ成長を期待したい若トラは、
高山 北條 糸原 だけではなく、横田や大山らが早く1軍で活躍することを期待したい。

今日、タイムリーがあった上本も、西岡が二軍で調整を始めているからうかうかしていられない立場だろう。
6月以降、二軍と一軍での選手の入れ替えは結構あるのではと思う。
金本監督の采配を見ていれば、二軍でそれなりに仕事をしている野手には、一軍で使ってみようという傾向が見えるし、
そうした采配の傾向は今後も継続すると感じる。
選手の使い方、ではあるがレギュラーが確定している糸井・福留を除けば、調子が悪ければすぐに二軍に落とされるという危機感はあるだろう。
逆に言えば、悪いなりにも成績を残さなければならない、ある意味「プロ魂」を選手に叩き込んでいると感じる。
戦力的に一昨年まで微妙だった上本が、先発メンバーに使われることが多くなったのも、
単にヒットを打つ、という姿勢だけではなく、相手投手を追い詰めるような粘りが見せられることが大きな要因だと感じる。
これをルーキーでやっているのが糸原。素晴らしい選手をドラフトで獲ってきたと思う。
内野のポジションを巡る、北條・上本・糸原 にこれから西岡も絡んでくるし、両打に転向した大和もここまではうまくいっている。
ケガで先発メンバーから鳥谷を欠いたゲームで、うまく勝ちに行けた今日の試合は今シーズンのタイガースを象徴するような試合だとも言える。

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4589942

 ○阪神6−1巨人●(25日、甲子園)

 阪神が快勝した。一回に上本の適時二塁打とキャンベルの2ランなどで4点を先取。三回にもキャンベルの適時二塁打などで加点した。メッセンジャーは8回1失点でリーグトップタイの6勝目。巨人は打線がつながらず連勝が3で止まった。

 阪神・金本監督 キャンベルはミートがうまい。芯に当たれば(スタンドに)放り込む力がある。メッセンジャーは8回を投げてくれて助かっている。

 ◇鳥谷代役の三塁キャンベル躍動

 前日、顔面付近に死球を受けて鼻骨を骨折した鳥谷が、ベンチスタートを余儀なくされた緊急事態。だが、代わって三塁の守備についたキャンベルが来日初アーチとなる2ランなど3打点の活躍で、その穴を埋めた。

 一回2死一塁。低めのスライダーを振り抜くと打球はバックスクリーンへ。「打った瞬間入ると分からなかった」という思わぬ一発だった。三回1死二塁では直球を右中間に運ぶ適時二塁打。「今度は速いボールに振り負けないことを意識した」と器用さを見せた。

 春季キャンプ中の2月末に左手首のけんしょう炎を発症。開幕1軍入りを逃し、他の選手の好調もあって出場機会に恵まれていなかった。だが、ベンチで投手の配球を観察するなど日本の野球に慣れようと努力していた。

 出場が危ぶまれた鳥谷も黒いフェースガードを着用して六回2死走者無しで代打出場。三ゴロに倒れたものの歴代2位の連続試合出場を継続した。新外国人の奮起に金本監督は「層が厚くなった」と喜んだ。【坂本太郎】
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