mixiユーザー(id:10582100)

2017年05月21日16:23

145 view

25歳の自分へ:傷痕はすべて前に進んでいる痕跡

25歳の自分へ:傷痕はすべて前に進んでいる痕跡


只今迷っている25歳のあなた、なぜ人生の道のりはこんなにも果てしなく遠いのだろう。なぜ理想と呼ばれる人生がまだ訪れてきていないんだろう。しかしあなたは、傷を抱えながら、世間が思う成功の人生を生きる必要はないのです。あなたの物語は汗あり涙あり、これもあれも全部あなた自身のプライドになるものなのです。

理想の仕事をしているのだろうか。ちょっとずつ想像の姿の自分に向かって進んでいるのだろうか。仕事をしてから3年、当初思っていた夢の仕事など存在しておらず、毎日が戦いの日々。

この教育システムの中のテストで這い上がり、成功してゆき、人生の勝ち組だと思われたわたし、慣れと慣れない試行錯誤の中で自分がどれだけ不完全な人間なのかを気づいた。

友達が次々と大学院から卒業し、または海外留学に行ったりしている。自分は心の底で慌て、自分の学識がこの世界に追いつけないことを恐れながら、もしかすると自分の人生は別の場所にあるのではないかと、他の道だともっと可能性が開けるのではないかと、ふと思う。

25歳のあなたは幸せですか?
フェイスブックなんかを閲覧していると、Aさんはプロポーズされ、Bさんはもう既に1歳の赤ちゃんの母親。まだ結婚していない子も、彼氏の写真を載せながら「あなたはわたしのすべて」なんて、ちょっと惚気な感じにつぶやく。

あなたにもかつて長い間付き合っていた彼がいたのです。一生の相手だとかつて思っていた相手、だがそんな固く信じていた関係は、時には容易く壊れるときもある。彼の夢、あなたの家庭、彼の嘘、あなたの傷痕、毎回の離れ離れがあなたにこう教えます。幸せというのは当たり前ではないんだと。

25歳のあなたは、ちゃんと自分をわかっていますか。
たくさんの成功している女性像が目の前にあります。だけど、自分ともっとも似ているのが見つからない。あなたは特別だから?それとも自分の本当の姿をわかっていないから?

ある時は逞しい姿を模倣し、ある時は可愛いらしい女の子になる。独立心を持ちながら、誰かに守られたい。などなど、自分で自分をわかっているようだけど、実は全然わかっていない。鏡の前でいる自分もなんだか疎遠に感じちゃう。感情の揺れ動きが激しく、自分の位置がいまいちわかっていない。そう、あなたはまだ「わたしはこうだ!」という風に堂々と世界に向かって言えないのだ。

25歳のあなたは自分のことが好きですか?
学生時代の時を振り返ってみると、もうあの清らかで純粋な時間にはもう永遠に戻れない。只々記憶に留めておくしかない。でも決してあの頃がよかったなんて思ったりはしない。なぜなら今持っている時間の方がより大切だということがわかるから。痛みと切り替えに手に入れた智慧はとても大切。

行き当たりばったりな人生かもしれない。何度も何度も転んで立ち上がった。他人にとって大したことじゃなくても、自分にとっては深い深い傷痕。あなたはそれでおも涙零れながら一生懸命笑えるようになれる人生を送っているのだ。それでいい。傷痕はすべて前に進んでいる痕跡なのだから。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する